特許
J-GLOBAL ID:200903048319866084

紙葉類媒体の光学濃度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-164759
公開番号(公開出願番号):特開平11-351962
出願日: 1998年06月12日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 センサ部の経時的な変動による影響を受けない紙葉類媒体の光学濃度検出装置を提供することを目的とする。【解決手段】 出荷時の調整で、紙幣2を除き、スイッチ14を低電流回路13に切り換えて、発光ダイオード3を駆動する。フォトダイオード4は直接受光した値は電流/電圧変換回路5を介し、アナログ/ディジタル変換回路6でディジタル値に変換されて初期値としてメモリ21に記憶される。測定時には、先に、紙幣がない状態で、低電流回路13により発光ダイオード3を駆動し、そのときの受光量をディジタル値に変換し、それと初期値とから補正係数算出部22が補正係数を算出する。次に、実際の紙幣測定は、定常電流回路12で発光ダイオード3を駆動し、その時に得られたディジタル値を補正処理部23が補正係数を乗じて補正する。
請求項(抜粋):
紙葉類媒体に印刷された模様の光学濃度を検出する紙葉類媒体の光学濃度検出装置において、紙葉類媒体に光を照射する光源と、前記光源の光出力を低レベルおよび高レベルの2段階に切り換える光源駆動手段と、前記光源から出力された光を直接または前記紙葉類媒体を透過して受ける受光手段と、前記受光手段によって受光したアナログ値の受光量をディジタル値に変換するアナログ/ディジタル変換手段と、初期調整時に前記光源駆動手段によって前記光源が低レベル駆動されたときに前記受光手段が検出した受光量の第1のディジタル値を保持しておく初期値保持手段と、前記光源が低レベル駆動されたときに前記受光手段が検出した受光量の第2のディジタル値を基にして前記初期値保持手段に保持された前記第1のデジタル値からの変動割合を補正係数として算出する補正係数算出手段と、前記光源が高レベル駆動されたときに前記紙葉類媒体を透過して前記受光手段が検出した受光量の第3のディジタル値を前記補正係数によって補正する補正手段と、を備えていることを特徴とする紙葉類媒体の光学濃度検出装置。
IPC (3件):
G01J 1/04 ,  G01J 1/10 ,  G07D 7/00
FI (3件):
G01J 1/04 G ,  G01J 1/10 ,  G07D 7/00 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-077893
  • 光電スイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-139916   出願人:オムロン株式会社
  • 発光素子の駆動方法および駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-257537   出願人:パイオニア株式会社
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