特許
J-GLOBAL ID:200903048340561897

電力用抵抗体、及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 外川 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-273964
公開番号(公開出願番号):特開平10-106802
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 従来の抵抗体は空気中高温になると、焼結体の表面から酸化され、高低拡化するという課題があった。【解決手段】 本発明における抵抗体1は、金属酸化物を主成分とし、副成分として平均粒径1μm以下のカーボン粒子を0.05〜3重量%含む焼結体と、この焼結体を挟み、両端面に形成された少なくとも2対の電極3と、該焼結体の電極形成面を除く外表面に形成された絶縁層4から構成されている。電極3は金属板と焼結体2が、銀、銅を主成分とし、チタンを含む活性金属ろうによって接合されている。このように構成にすることで、焼結体2を酸化性雰囲気から遮蔽することができる。その結果、抵抗体の耐酸化特性が向上し、これまでの抵抗体に比較して、より高温まで使用可能になり、単位体積当たりより大きな電気エネルギーを吸収できる。電力機器の縮小化におおいに有効である。
請求項(抜粋):
金属酸化物を主成分とし、副成分として平均粒径1μm以下のカーボン粒子を0.05〜3重量%含む焼結体と、この焼結体を挟み、両端面に形成された少なくとも2対の電極と、該焼結体の電極形成面を除く外表面に形成された絶縁層から構成される電力用抵抗体において、前記電極は、銀、銅を主成分とし、チタンを含む活性金属ろうで接合された金属板で前記絶縁層の気孔率は、10%以下であり、さらに、前記焼結体の電極と外周面の境界線部上が絶縁層で被覆されていることを特徴とする電力用抵抗体。
IPC (3件):
H01C 7/00 ,  H01C 13/00 ,  H01C 17/00
FI (3件):
H01C 7/00 U ,  H01C 13/00 P ,  H01C 17/00 A
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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