特許
J-GLOBAL ID:200903048433046321

ウェーブレット変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-181668
公開番号(公開出願番号):特開平7-038380
出願日: 1993年07月22日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【目的】 簡単かつ効果的にデータの端を忠実に再生する。【構成】 入力データXI(i)が変換側10に入力されると、端データ構成手段31では、XI(i)に対してフイルタ処理に必要な端データより外側のデータを構成する。この処理結果が、ローパスフイルタ11、ハイパスフイルタ12、及び間引き手段13,14で処理される。間引かれた低周波成分及び高周波成分が逆変換側20に入力されると、その低周波成分が補間手段21で間引かれる。端データ構成手段32では、補間された低周波成分の端より外側のデータをフイルタ処理に必要な個数分だけ構成する。間引きされた高周波成分は、補間手段22で補間される。端データ構成手段33では、補間された高周波成分の端より外側のデータをフイルタ処理に必要な個数分だけ構成する。これらの処理結果がローパスフイルタ23及びハイパスフイルタ24で処理され、加算器25で加算される。
請求項(抜粋):
偶数フイルタ長の対称型フイルタを有し、入力データのウェーブレット変換を行う変換側では、前記入力データの低周波成分を取り出す第1のローパスフイルタと、前記入力データの高周波成分を取り出す第1のハイパスフイルタと、前記第1のローパスフイルタで取り出された低周波成分に対して1データ置きに1データを間引く第1の間引き手段と、前記第1のハイパスフイルタで取り出された高周波成分に対して1データ置きに1データを間引く第2の間引き手段とを備え、ウェーブレット変換されたデータの逆変換を行う逆変換側では、前記ウェーブレット変換されたデータの低周波成分に対し1データ置きにゼロを1個挿入して補間する第1の補間手段と、前記ウェーブレット変換されたデータの高周波成分に対し1データ置きにゼロを1個挿入して補間する第2の補間手段と、前記第1の補間手段で補間された低周波成分を取り出す第2のローパスフイルタと、前記第2の補間手段で補間された高周波成分を取り出す第2のハイパスフイルタと、前記第2のローパスフイルタ及び第2のハイパスフイルタでそれぞれ取り出された低周波成分と高周波成分とを加算してその加算結果を2倍にして出力する加算手段とを備えたウェーブレット変換装置において、前記入力データに対してフイルタ処理に必要な端データより外側のデータを構成する第1の端データ構成手段を、前記第1のローパスフイルタ及び第1のハイパスフイルタの入力側に設け、前記第1の補間手段で補間された低周波成分の端より外側のデータをフイルタ処理に必要な個数分だけ構成する第2の端データ構成手段を、前記第1の補間手段と前記第2のローパスフイルタとの間に設け、前記第2の補間手段で補間された高周波成分の端より外側のデータをフイルタ処理に必要な個数分だけ構成する第3の端データ構成手段を、前記第2の補間手段と前記第2のハイパスフイルタとの間に設けたことを特徴とするウェーブレット変換装置。
IPC (4件):
H03H 17/02 ,  H03H 17/00 ,  H03H 21/00 ,  H03M 7/30
引用特許:
審査官引用 (8件)
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