特許
J-GLOBAL ID:200903048477909157

画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-177132
公開番号(公開出願番号):特開2008-009549
出願日: 2006年06月27日
公開日(公表日): 2008年01月17日
要約:
【課題】 ノイズレベルが高い、あるいはコントラストが低い画像に対して良好にエッジ検出、あるいは領域分割を行う。【解決手段】 活性因子濃度及び抑制因子濃度の時間発展を示す反応拡散モデルを単安定系及び双安定系のいずれかになるように設定し、画像を構成する各画素の輝度値をこの反応拡散モデルに入力して反応拡散モデルによる非線形反応を行わせる。反応拡散モデルを表す式は活性因子濃度及び抑制因子濃度の時間発展を表す拡散項及び反応項を含む形で表され、反応項において時間的に変動する周期信号及びホワイトノイズ形信号が付加されたものである。単安定系の反応拡散モデルの場合にエッジ検出がなされ、双安定系の拡散反応モデルの場合に領域分割がなされる。【選択図】 図9
請求項(抜粋):
画像におけるエッジ検出または領域分割を行うための画像処理方法であって、 画像を構成する各画素に対して単安定系及び双安定系になるように設定し得る活性因子濃度及び抑制因子濃度の時間発展を示す反応拡散モデルによる非線形反応素子を用意することと、 該非線形反応素子の各々に対して画像処理によりエッジ検出または領域分割を行うに際しての反応を特徴づけるパラメータを設定することと、 前記画像を構成する各画素の輝度信号を活性因子濃度及び抑制因子濃度として前記非線形素子に与えて該非線形反応素子の各々からの出力により出力画像を生成することと、 からなり、前記反応拡散モデルを表す式が活性因子濃度及び抑制因子濃度の時間発展を表す拡散項及び反応項を含む形で表されるとともに、前記抑制因子濃度の時間発展を表す式の反応項において時間的に変動する周期信号及びホワイトノイズ形信号が付加されており、前記反応拡散モデルを単安定系に設定することによりエッジ検出を行い、双安定系に設定することにより領域分割を行うようにしたことを特徴とする画像処理方法。
IPC (2件):
G06T 7/60 ,  G06T 1/00
FI (2件):
G06T7/60 250 ,  G06T1/00 500A
Fターム (9件):
5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057DA08 ,  5B057DC16 ,  5L096AA06 ,  5L096FA06 ,  5L096FA41 ,  5L096GA59
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る