特許
J-GLOBAL ID:200903048666195432

光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-282014
公開番号(公開出願番号):特開2003-173561
出願日: 2002年09月26日
公開日(公表日): 2003年06月20日
要約:
【要約】【課題】 2つの光の位相がそれぞれ補正されることで、共通の対物レンズを用いながら光源ごとに異なる基材厚の光ディスクで発生する収差を小さくする。【解決手段】 赤色のレーザー光を光源とする光学系8からの光はビームスプリッタ2を透過し、反射ミラー3を反射して、レンズホルダー5に固定された透明基板4と対物レンズ6を透過し、対物レンズ6により集光されて厚さ0.6mm程度の光ディスク基材7の信号面7a上に収束する。一方、赤外色のレーザー光を光源とする光学系1の光はビームスプリッタ2を反射し、反射ミラー3を反射して、その後厚さ1.2mm程度の光ディスク基材9の信号面9a上に収束する。透明基板4の上には位相差膜4a、4bが形成され、これらの膜により半径r0〜r7の位置に深さdの段差が形成されている。
請求項(抜粋):
波長λ1の第1の光を出す第1の放射光源と、波長λ2(≠λ1)の第2の光を出す第2の放射光源と、表面に円または楕円に沿って1段以上の階段構造が形成された透明基板と、対物レンズとを備え、前記第1の光は前記透明基板を透過して前記対物レンズにより基材厚t1の第1の光ディスクの信号面上に集光し、前記第2の光は前記透明基板を透過して前記対物レンズにより基材厚t2の第2の光ディスクの信号面上に集光し、前記階段構造の段差により、前記第1の光の位相が2πn1+Δ1(n1は整数、Δ1はゼロでなく-πからπの間の値)だけずれ、前記第2の光の位相が2πn2+Δ2(n2は整数、Δ2はゼロでなく-πからπの間の値)だけずれる光ディスク装置。
Fターム (5件):
5D119AA41 ,  5D119BA01 ,  5D119EC45 ,  5D119JA09 ,  5D119JB10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 光ヘッド装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-140129   出願人:日本電気株式会社
審査官引用 (4件)
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