特許
J-GLOBAL ID:200903048770899042
化学物質の影響評価方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
永田 久喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-004456
公開番号(公開出願番号):特開2008-167699
出願日: 2007年01月12日
公開日(公表日): 2008年07月24日
要約:
【課題】 本発明は、被検水棲生物の生理状態を遺伝子発現により確認し、該被検生物の生理状態が化学物質暴露により影響を受けているか否かを評価する方法を提供することを課題とする。また、様々な化学物質暴露条件下における被検水棲生物の生理状態を遺伝子発現により確認し、被検飼育条件が化学物質に汚染されておらず、化学物質暴露試験に用いられる指標生物を飼育するための条件として適しているか否かを評価する方法を提供ことも課題とする。【解決手段】 本発明者らは、上記課題を解決するために、被検水棲生物に対して、網羅的遺伝子発現解析を行い、化学物質暴露による生理状態の変化に関与する水棲生物の遺伝子の特定を行った。その結果、化学物質暴露による生理状態の変化に関与するメダカ遺伝子群を同定し、本遺伝子群の発現確認を行うことで被検生物の生理状態を確認できることを見出した。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(a)化学物質を暴露した被検水棲生物由来の生物学的試料において、生理状態に関与する水棲生物遺伝子の発現レベルを決定する工程、
(b)被検水棲生物由来の生物学的試料における該遺伝子の発現レベルと、該遺伝子の正常対照発現レベルを比較する工程、
(c)(b)における発現レベルの比較結果により、被検水棲生物の生理状態に対する化学物質の影響を評価する工程、
の3つの工程を含み、化学物質の暴露により正常対照発現レベルと比較して発現レベルがより大きい場合に、被検水棲生物の生理状態に対して該化学物質の影響があると評価する方法において、
該化学物質として、エタノール、メタノール、DMSO、SDS、ホルムアルデヒド、ジンクピリチオン、トリブチル錫、カドミウム、ラウンドアップ、チウラム、硫酸銅を用い、その化学物質のうち6種類以上が200%以上の発現をする水棲生物遺伝子を用いることを特徴とする化学物質の影響評価方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (21件):
4B024AA11
, 4B024CA01
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024HA11
, 4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QA17
, 4B063QA20
, 4B063QQ02
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR55
, 4B063QR59
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS31
, 4B063QX02
引用特許:
引用文献:
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