特許
J-GLOBAL ID:200903048860910029

メチオニンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高島 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-150901
公開番号(公開出願番号):特開2009-292796
出願日: 2008年06月09日
公開日(公表日): 2009年12月17日
要約:
【課題】コスト的に有利に、また廃水処理の点でも有利に、メチオニンを製造する。【解決手段】次の工程(1)ないし(4);(1)反応工程:塩基性カリウム化合物の存在下に5-[2-(メチルチオ)エチル]イミダゾリジン-2,4-ジオンを加水分解する工程、(2)第一晶析工程:工程(1)で得られた反応液に二酸化炭素を導入することによりメチオニンを析出させ、得られたスラリーを析出物と母液とに分離する工程、(3)第二晶析工程:工程(2)で得られた母液を濃縮した後、低級アルコールと混合し、該混合液に二酸化炭素を導入することによりメチオニン及び炭酸水素カリウムを析出させ、得られたスラリーを析出物と母液とに分離する工程、(4)加熱工程:工程(3)で得られた母液を濃縮した後、150〜200°Cの範囲で加熱処理する工程、および(5)第三晶析工程:工程(4)で加熱処理した後の母液に二酸化炭素を導入することによりメチオニン及び炭酸水素カリウムを析出させ、得られたスラリーを析出物と母液とに分離する工程、を包含することを特徴とするメチオニンの製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
次の工程(1)ないし(4); (1)反応工程:塩基性カリウム化合物の存在下に5-[2-(メチルチオ)エチル]イミダゾリジン-2,4-ジオンを加水分解する工程、 (2)第一晶析工程:工程(1)で得られた反応液に二酸化炭素を導入することによりメチオニンを析出させ、得られたスラリーを析出物と母液とに分離する工程、 (3)第二晶析工程:工程(2)で得られた母液を濃縮した後、低級アルコールと混合し、該混合液に二酸化炭素を導入することによりメチオニン及び炭酸水素カリウムを析出させ、得られたスラリーを析出物と母液とに分離する工程、 (4)加熱工程:工程(3)で得られた母液を濃縮した後、150〜200°Cの範囲で加熱処理する工程、および (5)第三晶析工程:工程(4)で加熱処理した後の母液に二酸化炭素を導入することによりメチオニン及び炭酸水素カリウムを析出させ、得られたスラリーを析出物と母液とに分離する工程、 を包含することを特徴とするメチオニンの製造方法。
IPC (3件):
C07C 319/28 ,  C07C 319/20 ,  C07C 321/14
FI (3件):
C07C319/28 ,  C07C319/20 ,  C07C321/14
Fターム (9件):
4H006AA02 ,  4H006AC13 ,  4H006AD11 ,  4H006AD15 ,  4H006BB14 ,  4H006BC10 ,  4H006BC19 ,  4H006BE41 ,  4H006TA04
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特公昭54-9174号公報
  • 特開昭51-1415号公報
  • メチオニンの製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-130598   出願人:住友化学工業株式会社
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審査官引用 (3件)

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