特許
J-GLOBAL ID:200903048883044345

車両の運動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-348118
公開番号(公開出願番号):特開平9-164932
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 運動制御中に路面摩擦係数が変化した場合にも、運動制御作動を円滑に行ない良好な追従性を確保する。【解決手段】 車両が旋回中に、車両状態判定手段DRにて過度のオーバーステアと判定したときには、ブレーキペダルBPの操作に起因した制動状態にあるか否かに拘らず、運動制御手段MAによりブレーキ液圧制御装置PCを制御し、車両に対し外向きのモーメントが生ずるように各車輪に制動力を付与し、過度のアンダーステアと判定したときには内向きのモーメントが生ずるように各車輪に制動力を付与する。路面摩擦係数推定手段CFが推定した路面の摩擦係数の変化割合を変化割合演算手段VRにて演算し、その演算結果に応じて各車輪に付与する制動力が増減するように、補正制御手段ACによって運動制御手段MAに対し補正制御を行なう。
請求項(抜粋):
車両前方及び後方の各車輪に対し少くともブレーキペダルの操作に応じて制動力を付与するブレーキ液圧制御装置と、前記車両の運動状態を判定する車両状態判定手段と、前記ブレーキペダルの操作に起因した制動状態にあるか否かに拘らず前記車両状態判定手段の判定結果に基づき前記ブレーキ液圧制御装置を制御し、前記車両が旋回中に過度のオーバーステアと判定したときには、前記車両に対し外向きのモーメントが生ずるように前記車両の各車輪に制動力を付与すると共に、前記車両が旋回中に過度のアンダーステアと判定したときには、前記車両に対し内向きのモーメントが生ずるように前記車両の各車輪に制動力を付与する運動制御手段とを備えた車両の運動制御装置において、前記車両の各車輪における路面の摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定手段と、該路面摩擦係数推定手段が推定した路面の摩擦係数の変化割合を演算する変化割合演算手段と、該変化割合演算手段の演算結果に応じて前記各車輪に付与する制動力が増減するように、前記運動制御手段に対し補正制御を行なう補正制御手段を備えたことを特徴とする車両の運動制御装置。
IPC (3件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58 ,  B60T 8/60
FI (3件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58 A ,  B60T 8/60
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 駆動・制動力配分制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-289403   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 目標スリップ率補正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-169270   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開平1-145255
全件表示

前のページに戻る