特許
J-GLOBAL ID:200903048975923981

燃料電池システム及びその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 光石 俊郎 ,  光石 忠敬 ,  田中 康幸 ,  松元 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-174637
公開番号(公開出願番号):特開2006-351310
出願日: 2005年06月15日
公開日(公表日): 2006年12月28日
要約:
【課題】 改質ガスを生成するための原料として都市ガスなどの気体燃料だけでなく、灯油などの液体燃料を用いることもでき、しかも、燃料の無駄やコーキングの問題などを招くことがない燃料電池システム及びその運転方法を提供する。【解決手段】 循環ブロア81と凝縮器80と酸化還元可能な酸素吸着剤82とを直列に配設してなる残留改質ガス再循環ライン53を設け、発電運転停止時に、循環ブロアの作動により燃料改質装置52内に残留している残留改質ガス91を燃料改質装置の出口側から残留改質ガス再循環ラインに導入した後、再び燃料改質装置の燃料改質器54へ戻すようにして残留改質ガスを再循環させ、凝縮器80により再循環中の残留改質ガスから当該残留改質ガスに含まれる水蒸気を凝縮して除去し、酸素吸着剤により水蒸気の凝縮除去による残留改質ガスの体積減少にともない外気へ通じるラインを介して残留改質ガス再循環ラインに流入する空気90から当該空気に含まれる酸素を吸着して除去する構成とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料電池本体と、少なくとも燃料改質器とCO変性触媒器とを直列に配設してなるものであって燃料を水蒸気改質して改質ガスを生成しこの改質ガスを前記燃料電池本体に供給する燃料改質装置とを有する燃料電池システムにおいて、 循環ブロアと凝縮器と酸化還元可能な酸素吸着剤とを直列に配設してなる残留改質ガス再循環ラインを設け、 発電運転停止時に、 前記循環ブロアの作動により、前記燃料改質装置内に残留している残留改質ガスを前記燃料改質装置の出口側から残留改質ガス再循環ラインに導入した後、再び前記燃料改質装置の燃料改質器へ戻すようにして、前記残留改質ガスを再循環させ、 前記凝縮器により、再循環中の前記残留改質ガスから、当該残留改質ガスに含まれる水蒸気を凝縮して除去し、 前記酸素吸着剤により、前記水蒸気の凝縮除去による前記残留改質ガスの体積減少にともない外気へ通じるラインを介して前記残留改質ガス再循環ラインに流入する空気から、当該空気に含まれる酸素を吸着して除去する構成としたことを特徴とする燃料電池システム。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/06
FI (4件):
H01M8/04 Y ,  H01M8/04 J ,  H01M8/06 B ,  H01M8/06 G
Fターム (4件):
5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027BA16 ,  5H027BA17
引用特許:
出願人引用 (2件)

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