特許
J-GLOBAL ID:200903048984644327

音声スイッチ方法、音声スイッチ及び音声スイッチプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 草野 卓 ,  稲垣 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-309693
公開番号(公開出願番号):特開2004-147069
出願日: 2002年10月24日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】エコーもしくは残留エコーのレベルの大小や変動によらずにマイクロホン収音信号から送話の有無を確実に判定できる音声スイッチを提供する。【解決手段】スピーカから再生されるMチャネル再生信号、収音信号の短時間スペクトルを求めるTF変換部と、マイクロホンについて収音信号に占めるエコー成分の比率を周波数帯域ごとに求めるエコー成分比率推定部と、周波数帯域ごとのエコー成分比率から非エコー信号パワーを算出し、総和をとって非エコー信号パワーを求める信号パワー算出部と、求めた非エコー信号パワー信号を閾値と比較し、送話の有無を判定する送話判定部と、送話なしと判定されたとき、受話信号を減衰させ、送話ありと判定されたとき、収音信号を減衰させる可変減衰器を備える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
スピーカM個(Mは2以上の整数)とマイクロホンN個(Nは1以上の整数)が共通の音場に配置され、スピーカからMチャネル受話信号を再生し、マイクロホンからのNチャネル収音信号を処理して送話信号とする拡声通話装置に用いられる音声スイッチ方法において、 Mチャネル再生信号とNチャネル収音信号の短時間スペクトルを求め、 前記短時間スペクトルから各マイクロホンについて、収音信号に占めるエコー成分の比率を推定し、 マイクロホンごとに推定したエコー成分の比率から非エコー成分のパワーを求め、 マイクロホンごとに求めた非エコー成分のパワーを予め設定された閾値と比較して送話検出を行い、 送話ありと判定されたとき、受話信号を減衰させてMチャネル再生信号としてスピーカに入力し、送話なしと判定されたとき、収音信号を減衰させて送話信号とすることを特徴とする音声スイッチ方法。
IPC (1件):
H04B3/20
FI (1件):
H04B3/20
Fターム (7件):
5K046BA05 ,  5K046BB01 ,  5K046HH44 ,  5K046HH63 ,  5K046HH64 ,  5K046HH69 ,  5K046HH79
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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