特許
J-GLOBAL ID:200903049037001460

吸収式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-311401
公開番号(公開出願番号):特開平9-152289
出願日: 1995年11月29日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【目的】吸収器の冷媒蒸気吸収能力を向上し、吸収式冷凍機の運転効率を向上する。【構成】管外面に長手方向に複数の突条32を形成し、突条32の山部33及び隣り合った突条32、32の間の谷部34を曲面とし、谷部34の曲率半径を山部33の曲率半径より大きくする。谷部の底部には溝34Aが形成される。伝熱管31に滴下した吸収液が谷部34から山部33を越えて次の谷部34へスムーズに流れ、谷部34での吸収液の入れ換えがスムーズに行われ、更に、山部33及び谷部34に発生したマランゴニー対流が互いに干渉し合う。このマランゴニー対流は、溝34Aへ吸収液が入り易くなることでより有効に引き起こされ、管軸方向に大きな攪乱作用が発生し、伝熱管31での熱交換効率が上幅に向上し、吸収器3の冷媒蒸気の吸収能力が向上する。
請求項(抜粋):
吸収器、再生器、凝縮器及び蒸発器を配管接続して冷凍サイクルを形成した吸収式冷凍機おいて、管外面に長手方向に複数の突条を形成し、この突条の山部及び隣り合った突条の間の谷部を曲面とし、且つ、谷部の曲率半径R2を山部の曲率半径R1より大きくし、谷部の底部には山部の曲率半径R1より小さい曲率半径R3を有する溝を形成し、再生器からの吸収液が管外表面に滴下又は散布され、管内の冷却水によって管外の吸収液を冷却する吸収器用伝熱管を有した吸収器を備えたことを特徴とする吸収式冷凍機。
IPC (3件):
F28F 1/34 ,  F25B 37/00 ,  F28F 1/06
FI (3件):
F28F 1/34 ,  F25B 37/00 ,  F28F 1/06
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 吸収式冷凍機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-168367   出願人:三洋電機株式会社
  • 冷凍装置用吸収器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-338087   出願人:三洋電機株式会社, 住友軽金属工業株式会社
  • 吸収器用伝熱管およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-338084   出願人:三洋電機株式会社, 住友軽金属工業株式会社
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