特許
J-GLOBAL ID:200903049076433202
ワイヤ放電加工機、基準位置決定方法および基準位置決定用プログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-256683
公開番号(公開出願番号):特開2003-062724
出願日: 2001年08月27日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】ワイヤ放電加工機において、従来よりも高い精度で基準位置を決定すること。【解決手段】制御装置30は、まず、検出回数入力処理を行う(s11)。次に、変数nを初期化する(s12)。次に、ワークWのワイヤ電極10に接近する方向への移動を開始させ(s13)、ワイヤ電極10とワークWとが当接したら(s14:YES)、その時の当接位置を記憶し(s15)、ワークWをワイヤ電極10から離れる方向に移動させる(s16)。次に、変数nに1を加算して(s17)、変数nが変数mより小さければ(s18:NO)、s13の処理に戻り、変数nが変数m以上であれば(s18:YES)、当接位置のデータを表示させる(s19)。次に、基準位置決定処理を行う(s20)。そして、決定された基準位置を表示させる(s21)。
請求項(抜粋):
ワイヤ電極を該ワイヤ電極の長さ方向に直交する方向で、かつ、ワークに接近する方向に相対移動させる接近移動手段と、該接近移動手段により相対移動させられた前記ワイヤ電極が、前記ワークに当接したことを検出する当接検出手段と、該当接検出手段により前記ワイヤ電極と前記ワークとの当接が検出された時点での前記ワイヤ電極の位置である当接位置を記憶する当接位置記憶手段と、前記当接検出手段により前記ワイヤ電極と前記ワークとの当接が検出された際に、前記ワイヤ電極を該ワイヤ電極の長さ方向に直交する方向で、かつ、前記ワークから離れる方向に相対移動させる隔離移動手段とを備えたワイヤ放電加工機であって、前記接近移動手段による前記ワイヤ電極の前記ワークに接近する方向への相対移動と、前記当接検出手段による前記ワイヤ電極と前記ワークとの当接の検出と、前記当接位置記憶手段による前記当接位置の記憶と、前記隔離移動手段による前記ワイヤ電極の前記ワークから離れる方向への相対移動とを、複数回数繰り返し実行させる繰り返し手段と、前記当接位置記憶手段により記憶された複数の前記当接位置のうち、1または2以上の前記当接位置を任意に指定可能な当接位置指定手段と、該当接位置指定手段により指定された前記当接位置に基づいて、該当接位置の平均となる位置を求めて、前記ワークに対して加工を行う際の基準位置として決定する基準位置決定手段とを備えていることを特徴とするワイヤ放電加工機。
IPC (2件):
FI (2件):
B23H 7/02 R
, B23H 7/26 C
Fターム (5件):
3C059AA01
, 3C059AB05
, 3C059CC04
, 3C059DA06
, 3C059FB16
引用特許:
前のページに戻る