特許
J-GLOBAL ID:200903049089611690

一溝螺旋スロットの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074192
公開番号(公開出願番号):特開平9-265027
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 撚りを付与してもピッチ変動を少なくすること。【解決する手段】 第一工程は、TMCをクリールスタンド4にセットし、各TMCにダンサーローラ5により張力を付加し、予熱装置6aを通じて溶融押出し機6のクロスヘッドダイに供給する。この際、各TMCに1Kg/本の張力をかけることで、引張歪み率を約0.1%とすることができる。次いで、TMCの外周に、PBT樹脂を溶融状で押出して被覆し、冷却槽8で水冷しながらサイジングキー9によりサイジングしつつ引取り機10により引取り、ボビン11に巻取った。引続いて、ボビン11に巻取られた直線状スロット1’を回転供給機12に取付け、撚りがかかるように回転させながら巻戻しつつ、熱処理炉13で加熱軟化させた後に、回転防止ガイド14を介してサイジング装置15に供給した。サイジング装置15中でスロットは冷却されつつ直線状凹溝の螺旋化と固定とサイジングが行われる。(第二工程)。
請求項(抜粋):
結晶性熱可塑性樹脂を主体とする本体と、この本体に埋設されるテンションメンバーとを備え、前記本体の長手方向に沿って螺旋状に設けられ、一端が外方に開口した光ファイバ芯線担持用凹溝を有する一溝螺旋スロットの製造方法において、前記テンションメンバーの周囲に前記熱可塑性樹脂を押出して、当該熱可塑性樹脂を軟化点以下の温度で冷却して、長手方向に沿って直線状に延びる凹溝が形成された直線状スロットを形成する第一工程と、この直線状スロットを前記熱可塑性樹脂の軟化点以上、融点未満の温度条件下で、長軸回りに回転させて撚りを付与した後に、冷却固化して前記直線状凹溝を螺旋状に形成する第二工程とを含み、前記第一工程において、前記直線状スロットの引張歪み率εが0.1%以上〜0.2%未満の範囲になるような張力を前記テンションメンバーに加えることを特徴とする一溝螺旋スロットの製造方法。
IPC (2件):
G02B 6/44 361 ,  G02B 6/44 391
FI (2件):
G02B 6/44 361 ,  G02B 6/44 391
引用特許:
審査官引用 (2件)

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