特許
J-GLOBAL ID:200903049115060877

種々の基材の撥油性および耐水性処理のためのフルオロコポリマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-524346
公開番号(公開出願番号):特表2001-504546
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】少なくとも一種類のポリフルオロモノマーと、少なくとも一種類のアミノアルコール(メタ)アクリレートと、少なくとも一種類のビニルモノマー(特に酢酸ビニル)との共重合の結果得られる欧州特許EP 542 598号記載の陽イオン性フルオロコポリマーの油脂に対するバリア効果を改善するために、塩化段階中またはその後に過酸化水素と作用させる。
請求項(抜粋):
(a)50〜92重量%の一種または複数種の一般式のポリフッ素化モノマー(式中、Rfは、2〜20個の炭素原子、好ましくは4〜16個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖過フッ素化基を表し、Bは、炭素原子を介してOと結合し、一つまたは複数の酸素、硫黄および/または窒素原子を含むことができる二価の分子鎖配列を表し、記号Rのうち一つは水素原子、他方は水素原子または1〜4個の炭素原子を含むアルキル基を表す)と、 (b)1〜25重量%の一種または複数種の一般式のモノマー(式中、B’は、1〜4個の炭素原子を含む直鎖または分岐アルキレン基を表し、R’は、水素原子または1〜4個の炭素原子を含むアルキル基を表し、記号R1およびR2は、同種または異種であり、それぞれ炭素原子、1〜18個の炭素原子を含む直鎖または分岐アルキル基、またはヒドロキシエチル基がベンジル基であるか、またはR1およびR2とそれらの結合している窒素原子を合わせてモルホリノ、ピペリジノまたは1-ピロリジニル基を形成するものを表す)と、 (c)1〜25重量%の一般式 R”-CH=CH2 (III)のビニル誘導体(式中、R”は1〜18個の炭素原子を含むカルボン酸アルキルまたはアルキルエーテル基であってもよい)と、 (d)0〜10重量%の、式I、II、およびIIIのモノマー以外の任意のモノマーと、の共重合の結果得られる陽イオン性フッ素化共重合体であり、前記共重合が水溶性有機溶媒または水溶性有機溶媒混合物の溶液中で行われ、その後で無機または有機酸水溶液による希釈段階が続き、前記段階が過酸化水素の存在下で行われるかまたはその後に過酸化水素水溶液による処理が続くことを特徴とする、陽イオン性フッ素化共重合体。
IPC (5件):
C08F220/24 ,  D21H 19/20 ,  D21H 21/16 ,  C08F220:34 ,  C08F218:08
FI (3件):
C08F220/24 ,  D21H 19/20 C ,  D21H 21/16
引用特許:
審査官引用 (5件)
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