特許
J-GLOBAL ID:200903049128230330
ファンモータの制御回路
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
斎藤 春弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-350196
公開番号(公開出願番号):特開平11-178384
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 低騒音、低振動化を図ることができると共に、モータ過負荷時においてモータコイル通電トランジスタを異常温度上昇から保護することができるファンモータの制御回路を提供する。【解決手段】 モータコイル1a、1bに流れる電流の合成電流が電流検出抵抗9によって検出され、この検出値が一定になるようにNPNトランジスタ5a、5bの電流が制御される。また、時定数用コンデンサ17a、17bによってモータコイル1a、1bの電流の立ち上がり、立ち下がりが各々遅延され、コイル駆動電流の波形が滑らかになり、電磁音が低減される。一方、F/V回路15は、ファンモータ駆動用IC4の出力に基づき、ファンモータ回転軸の回転数を検出する。この検出結果と回転数指令電圧11との差が一定値を超えた時、NPNトランジスタ5a、5bがオフとされる。これにより、モータ過負荷時のNPNトランジスタ5a、5bの異常温度上昇を防止することができる。
請求項(抜粋):
回転トルクを発生するファン駆動用のDCブラシレス2相モータの2相コイルの各々へ、一方向で交互に供給される電流を制御する第1、第2の電流制御素子と、前記第1、第2の電流制御素子の電流を回転数指令値に基づいて制御する電流制御手段と、上記2相コイルの電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段の出力値と回転数指令値との比較に基づいて前記第1、第2の電流制御素子を交互に通電状態とする通電制御手段とを具備するファンモータの制御回路において、前記第1、第2の電流制御素子を各々流れる電流の合成電流を検出する検出手段と、前記検出手段の出力に基づいて、前記合成電流が一定となるように、前記第1、第2の電流制御素子の電流を制御する合成電流制御手段と、前記第1、第2の電流制御素子に流れる電流の立ち上がりおよび立ち下がりを各々遅延させる遅延手段と、を具備し、前記2相コイルの通電切換時において、前記2相コイルを同時に通電させると共に、その通電電流の和が一定になるように制御することを特徴とするファンモータの制御回路。
IPC (2件):
H02P 6/06
, F04D 27/00 101
FI (2件):
H02P 6/02 341 B
, F04D 27/00 101 N
引用特許: