特許
J-GLOBAL ID:200903049190490275

エバポパージシステムの故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-278179
公開番号(公開出願番号):特開平10-122064
出願日: 1996年10月21日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 エバポパージシステムの故障診断装置において大気圧の相違により誤診断が生じないようにする。【解決手段】 キャニスタ15をタンク内圧制御弁17を介して燃料タンク19に接続するとともに、VSV13を介して内燃機関10のサージタンク12に接続し、キャニスタ15の大気導入ポート15bに大気弁20を設ける。大気圧を検出する大気圧センサ23を吸気管11に設ける。大気弁20を閉弁してから所定の負圧導入時間が経過した後、VSV13を閉弁して系内の圧力挙動から系内に破損等による漏れがあるか否か判定する。ECU50は、系内の負圧が常に一定の目標負圧になるように、大気圧センサ23で検出した大気圧に基いて負圧導入時間を可変する。
請求項(抜粋):
(イ)燃料タンクの蒸発燃料をキャニスタ内の吸着剤で吸着し、所定の運転条件下で前記キャニスタ内の吸着燃料をパージ制御弁を介して内燃機関の吸気系にパージする蒸発燃料処理装置と、(ロ)キャニスタと大気との連通遮断を制御する大気弁と、(ハ)大気弁を閉弁し且つパージ制御弁を開弁して内燃機関の吸気負圧を蒸発燃料処理装置の系内に導入し、内燃機関の運転状態に基づいて設定された大気弁の閉弁からパージ制御弁を閉弁するまでの負圧導入時間の経過後にパージ制御弁を閉弁し、その後の該系内の圧力挙動に基づいて蒸発燃料処理装置の故障の有無を判定する故障判定手段と、(ニ)大気圧を検出する大気圧検出手段と、(ホ)前記負圧導入時間を大気圧に応じて可変する導入時間可変手段と、を備えたことを特徴とするエバポパージシステムの故障診断装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301
FI (2件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 25/08 301 H
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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