特許
J-GLOBAL ID：200903049370244515
ディスク装置
出願人/特許権者：
代理人 (1件)： 山内 梅雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-083576
公開番号（公開出願番号）：特開平9-282789
出願日： 1996年04月05日
公開日（公表日）： 1997年10月31日
要約：
【要約】【課題】 ディスクのシーク動作を行うとき、その動作直後における情報読み出し用のクロック信号を得て情報の読み出し開始までの待機時間を短縮するようにしたCLV方式のディスク装置を得る。【解決手段】 位相比較器13、ループフィルタ15、初期値設定部19およびVCO22はPLL回路を構成している。ここで初期値設定部19は一種のスイッチ回路であり、情報読取ヘッドの移動が終了した直後の所定期間に、ループフィルタ15の出力信号16に代えて線速度推定部17が出力する初期値信号18を出力信号21としてVCO22に与える。これにより、同期までの待機時間を短縮することが可能になる。ディスク回転モータのモデルを使用して、ディスクの回転速度の推定を行うようにしてもよい。
請求項（抜粋）：
情報の読取時に一定線速度でディスクを回転制御するディスク回転手段と、このディスク回転手段によって回転するディスクから情報を読み取る情報読取ヘッドと、この情報読取ヘッドによって読み取られた信号を基にしてクロック信号を生成するクロック信号生成手段と、前記情報読取ヘッドのトラック間の移動が行われたときその移動直後のディスクの回転速度を計測する移動後回転速度計測手段と、この移動後回転速度計測手段によって計測された回転速度計測値と前記情報読取ヘッドが位置すべき目的位置のアドレス情報とから移動後の線速度を推定する線速度推定手段と、前記トラック間の移動直後の所定期間にこの線速度推定手段によって推定された推定線速度に対応する周波数に相当する初期値を前記クロック信号生成手段に設定する初期値設定手段とを具備することを特徴とするディスク装置。
引用特許：
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