特許
J-GLOBAL ID:200903049417619318

無機質廃棄物類を原料とした水熱固化品及びその製造方法並びにその製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 石井 暁夫 ,  東野 正 ,  西 博幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-034270
公開番号(公開出願番号):特開2004-243184
出願日: 2003年02月12日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】有害な焼却灰(もえがら)を無害で商品価値の高い製品と成す処理技術を提供する。【手段】焼却灰を乾燥させてから50〜200メッシュに粒度調整し、次いで、セメント等の硬化助材と天然石粉等の商品化助材とを混合し、これに2mol/L の苛性ソーダ水溶液を20wt%添加して混練する。混練物を加圧成形機に投入して80〜100°Cの加温下で加圧して中間体と成し、ついで、中間体をオートクレーブに入れて、150〜200°C、2MPa の飽和蒸気に8〜12時間晒して水熱反応を起こす。これにより、強度と安全性と美感とに優れた石状製品を得ることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ゴミ焼却灰や石炭焼却灰のようなもえがら、高炉スラグ、陶器屑のような無機質廃棄物類の一種又は複数種を原料として水熱反応によって固化した物品の製造方法であって、 微粉化した原料に助材を混合してから水分を添加して混練物と成す工程、 前記混練物を成形型にて加圧成形して中間体と成す工程、 前記中間体を、温度150〜220°C・圧力1.6〜2.2MPa の飽和蒸気に6〜20時間晒す水熱反応工程とを備えており、 ▲1▼.原料を、30〜200メッシュの篩を通る大きさでかつ粒径の異なるものが混在した粒度に調整する、 ▲2▼.助材には、硬化を促進するために使用される硬化用助材と、製品の美感向上のための使用される商品化助材とが含まれている、 ▲3▼.添加水分として濃度1〜3mol/L のNaOH水溶液を使用し、これを、10〜30wt%の割合で添加して混練する、 ▲4▼.混練物を80°C以上に加温した状態で、10〜30MPa の圧力で加圧成形する、 のうちの少なくとも一つの要件を備えている、 水熱固化品の製造方法。
IPC (3件):
B09B3/00 ,  B01J3/00 ,  B07B1/00
FI (8件):
B09B3/00 301M ,  B09B3/00 301F ,  B09B3/00 301J ,  B01J3/00 A ,  B07B1/00 B ,  B09B3/00 304G ,  B09B3/00 304A ,  B09B3/00 304J
Fターム (33件):
4D004AA36 ,  4D004AA43 ,  4D004AB03 ,  4D004AB07 ,  4D004BA02 ,  4D004CA04 ,  4D004CA08 ,  4D004CA09 ,  4D004CA14 ,  4D004CA15 ,  4D004CA34 ,  4D004CA42 ,  4D004CA45 ,  4D004CB04 ,  4D004CB13 ,  4D004CB26 ,  4D004CB31 ,  4D004CB46 ,  4D004CC11 ,  4D004CC12 ,  4D004CC13 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4D004DA07 ,  4D004DA10 ,  4D021AA01 ,  4D021AA13 ,  4D021AB02 ,  4D021CA03 ,  4D021CA11 ,  4D021DC02 ,  4D021EA10 ,  4D021EB01
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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