特許
J-GLOBAL ID:200903049512871490

燃料改質システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-291008
公開番号(公開出願番号):特開2006-104003
出願日: 2004年10月04日
公開日(公表日): 2006年04月20日
要約:
【課題】 水添脱硫に必要な水素ガスを改質ガスのリサイクルによって供給するシステムにおいて、改質ガスに含まれる水蒸気の凝縮によるガス流路の塞栓を防止するための機構を備えた燃料改質システムを提供する。【解決手段】 改質ガスのリサイクルによって供給するシステムの還流ガス管路が、脱硫器、改質器、CO変成器、CO選択酸化器からなる群より選ばれた少なくとも1の反応器からの排熱を前記還流ガス管路が受熱するように配設されることによって、改質リサイクルガスが還流ガス管路内でその露点温度以下となることを防止する。前記還流ガス管路は、還流ガス管路内に存在する水のドレンを、重力の助けを借りてガスの流れに沿って移動させ、還流ガス管路内から排出させるように、その還流ガス管路を流通する改質リサイクルガスの流路が、水平方向に対して少なくとも昇り勾配とならないように配設されていることが好ましい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
原燃料ガスに含まれる硫黄化合物濃度を低減する脱硫器と、 前記脱硫器により処理された燃料ガスを水素リッチガスに改質する改質器と、 前記改質器により処理された燃料ガスに含まれる一酸化炭素濃度を低減するCO濃度低減器と、 前記脱硫器、前記改質器、前記CO濃度低減器及び該CO濃度低減器の下流に配設される機器に燃料ガスを流通させるための燃料ガス管路と、 前記燃料ガス管路の途中から分岐するガス管路であって、少なくとも前記改質器を通過して水素リッチガスに改質された燃料ガスの一部を改質リサイクルガスとして前記脱硫器に還流させるように配設された還流ガス管路とを少なくとも備えた燃料改質システムにおいて、 前記還流ガス管路を加温して、該還流ガス管路を改質リサイクルガスの露点温度以上に保つようにしたことを特徴とする燃料改質システム。
IPC (1件):
C01B 3/38
FI (1件):
C01B3/38
Fターム (12件):
4G140EA03 ,  4G140EA06 ,  4G140EB01 ,  4G140EB33 ,  4G140EB35 ,  4G140EB42 ,  4G140EB46 ,  5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027BA09 ,  5H027BA16 ,  5H027BA17
引用特許:
出願人引用 (2件)

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