特許
J-GLOBAL ID:200903049635900690

鉄道車両用振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-042096
公開番号(公開出願番号):特開平9-207775
出願日: 1996年02月05日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 ダンパ速度センサを用いずにスカイフック理論の制御を行って適正な振動抑制を図ることができる鉄道車両用振動制御装置を提供する。【解決手段】 目標減衰係数に対応する速度データVを加速度αに対応した除算用加速度Jで除算することにより目標減衰係数を補正して減衰係数指示信号をダンパ8の比例ソレノイド16に出力する。ダンパ8の減衰係数がスカイフックダンパの減衰係数に対しダンパ速度に反比例し、かつダンパ速度がダンパ速度が大きい時に車体横加速度α、ひいては除算用加速度Jに略比例することにより、除算用加速度Jを用いてダンパ8の減衰係数の算出が図れ、スカイフックダンパの構成が可能となって良好な制振性を維持できる。また、良好な制振性の確保をダンパ速度センサを用いずに達成するので、装置のコストアップを招かず、かつ保守性を損ねることがない。
請求項(抜粋):
鉄道車両の台車と該台車に水平方向に揺動可能に支持された車体との間に、進行方向に対して水平横方向の車体の運動を規制するように介装された減衰係数調整可能のダンパと、車体の水平横方向速度から目標減衰係数を求め、該目標減衰係数を示す減衰係数指示信号を前記ダンパに出力して減衰係数を設定させるコントローラとを備えた鉄道車両用振動制御装置において、車体の水平横方向加速度を検出する加速度検出手段を有し、前記目標減衰係数を前記加速度検出手段が検出した加速度データで除算することにより前記目標減衰係数を補正して前記減衰係数指示信号を出力することを特徴とする鉄道車両用振動制御装置。
IPC (2件):
B61F 5/24 ,  F16F 15/02
FI (2件):
B61F 5/24 A ,  F16F 15/02 B
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 車両用制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-070373   出願人:トキコ株式会社
  • 鉄道車両用空気ばね装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-050097   出願人:住友金属工業株式会社
  • 特開平4-015113
審査官引用 (3件)
  • 車両用制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-070373   出願人:トキコ株式会社
  • 鉄道車両用空気ばね装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-050097   出願人:住友金属工業株式会社
  • 特開平4-015113

前のページに戻る