特許
J-GLOBAL ID:200903049699285395

ディスクアレイシステム、同システムに適用される記憶容量拡張方法および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-170322
公開番号(公開出願番号):特開2000-010738
出願日: 1998年06月17日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】RAID5構成のディスクアレイシステムにおいて、ディスク装置の追加による記憶容量拡張処理の効率化を図る。【解決手段】まず、ディスク装置追加前にディスクアレイを構成していたディスク装置の台数N+1台をディスクアレイコントローラ102内の追加前ディスク装置数記録部104に記録する。次いで、追加後のディスクアレイとしての論理アドレスと各ディスク装置毎の物理アドレスのマッピング情報を格納するアドレスマッピングテーブル103を作成し、ディスク装置追加前に使用されていた論理アドレスと物理アドレスのマッピングをアドレスマッピングテーブル103に格納する。そして、追加するディスク装置の全ての領域に“0”を書き込む。“0”書き込みによって、パリティを再計算することなしに、追加するディスク装置の領域を各パリティグループに追加できる。
請求項(抜粋):
ディスクアレイを構成するN+1(Nは2以上)台のディスク装置を有し、ストライプ単位でパリティをN+1台のディスク装置に分散配置するディスクアレイシステムにおいて、L(Lは1以上)台のディスク装置を追加して前記ディスクアレイの記憶容量を拡張する際、追加前にディスクアレイを構成していたディスク装置の台数(N+1台)を追加前ディスク装置台数として記録する手段と、追加前の論理アドレスと物理アドレスとの対応関係がそのまま追加後のディスクアレイ全体の論理アドレスと物理アドレスとの対応関係に反映されるように、追加前の論理アドレスと物理アドレスのマッピングを利用して、追加後のディスクアレイ全体の論理容量に対応する論理アドレスと各ディスク装置毎の物理アドレスとの対応関係を示すアドレスマッピング情報を定義する手段と、追加前のディスクアレイに分散配置されていたパリティの値に影響を与えない初期データを、追加するディスク装置の全ての領域に書き込む手段と、ディスク装置の追加後に、物理アドレスにマッピングされてない論理アドレスに対するアクセスが要求されたとき、論理アドレスにマッピングされておらず、かつパリティが格納されてない物理アドレスに、前記論理アドレスがマッピングされるように前記アドレスマッピング情報を動的に更新する手段と、ディスク装置の追加後にパリティをアクセスする際、前記追加前ディスク装置台数からパリティ位置を決定する手段とを具備し、パリティを追加前のディスクアレイを構成するN+1台のディスク装置のみで分散配置させることを特徴とするディスクアレイシステム。
IPC (3件):
G06F 3/06 540 ,  G06F 3/06 305 ,  G06F 12/16 320
FI (3件):
G06F 3/06 540 ,  G06F 3/06 305 C ,  G06F 12/16 320 L
Fターム (9件):
5B018GA10 ,  5B018HA12 ,  5B018MA14 ,  5B018QA20 ,  5B065BA01 ,  5B065CA30 ,  5B065CC02 ,  5B065EA12 ,  5B065ZA03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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