特許
J-GLOBAL ID:200903049799155073

測距装置及びこの測距装置を備えたレーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-307488
公開番号(公開出願番号):特開2003-114274
出願日: 2001年10月03日
公開日(公表日): 2003年04月18日
要約:
【要約】【課題】 レーダで測距を行う装置において、高い送信デューティ(パルス間隔が狭い)が必要となるパルスドップラ方式、あるいは連続波(CW)ドップラ方式のレーダでは、測定可能最大距離が短くなってしまう。【解決手段】 基準発振器1a及び1bは、同一周波数で位相が0とπに設定された2信号を発振する。一方、符号発生回路5によりM系列符号に相当するパルスを発振し、この符号に対応してスイッチ3で前記2信号のどちらかの信号を選択して出力する。分散型遅延回路13では、基準発振源4で決定される送信パルス間隔ΔTの整数倍の遅延時間が設定され、前記符号をΔTずつ遅延させたパルス群を符号数の数だけ形成する。このパルス群と受信パルスとの相関を比較し、相関が取れるパルス群の遅延時間から送受信の時間差を検出する。
請求項(抜粋):
同じ周波数で互いの位相がほぼπ異なる2つの信号を発振する発振器、任意の周期の変調用符号信号を発生する符号発生装置、前記変調用符号信号により駆動され、前記2つの信号のいずれかを前記変調用符号信号に応じて選択し、符号変調信号を発生させるスイッチ回路、この符号変調信号を空間に送信する送信回路、前記変調用符号信号を基準として、互いに前記変調用符号信号の前記周期に相当する時間差ずつ遅延させた複数の遅延信号を発生する分散型遅延回路、前記符号変調信号が対象物により反射された反射波を受信する受信回路、受信した反射波を復調して得た復調信号と前記複数の遅延信号との相関係数をそれぞれ演算し、前記相関係数が最も高い前記遅延信号の前記遅延時間をもとに、前記対象物までの距離を演算する距離演算回路とを備えたことを特徴とする測距装置。
Fターム (8件):
5J070AB07 ,  5J070AC02 ,  5J070AD01 ,  5J070AH04 ,  5J070AH31 ,  5J070AH40 ,  5J070AJ13 ,  5J070AK22
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る