特許
J-GLOBAL ID:200903049915131640

再生信号処理方法および再生信号処理回路ならびに磁気記憶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-265252
公開番号(公開出願番号):特開平11-102503
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 データ信号領域で大きなサーマルアスペリティー(TA)や媒体欠陥による振幅低下が発生してもリアルタイムの再生を可能にする。【解決手段】 可変利得増幅器(VGA)211を含むAGCループ233と、A/D変換器(ADC)213を含むPLL223等を最尤復号器215の前段に配した再生回路201Aにおいて、VGA211の前段に配置され、カットオフ周波数が可変な高域通過フィルタ(HPF)210と、VGA出力に基づいてTAを検出するTA検出回路240と、PLL223のアナログ(ディジタル)側ループの動作期間にTAを検出するTA検出回路241(TA検出回路242)と、TA検出結果に基づいてHPF210、AGC、PLLを制御するHPF制御回路243とを設け、データ領域でTA検出時に高域通過特性のカットオフ周波数を制御してTAを除去し、同時にAGC、PLLの制御量の変動を抑止する。
請求項(抜粋):
所望の媒体から読出された読み出し信号が入力される可変利得増幅器と、前記可変利得増幅器からの出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器に動作クロックを与える周波数可変発振器と、を含む再生信号処理回路において、前記可変利得増幅器以降のアナログの再生信号および前記A/D変換器以降のディジタルの再生信号の少なくとも一方に基づいて前記可変利得増幅器を制御する第1の制御ループと、前記可変利得増幅器以降のアナログの再生信号に基づいて前記周波数可変発振器を制御する第2の制御ループ、および前記A/D変換器以降のディジタルの再生信号に基づいて前記周波数可変発振器を制御する第3の制御ループの少なくとも一方と、前記可変利得増幅器の前段に配置され、前記可変利得増幅器に入力される前記読み出し信号のカットオフ周波数の範囲が可変なアナログフィルタ手段と、を設け、前記可変利得増幅器の出力振幅と所定の閾値とを比較することによってノイズの有無を検出する第1のノイズ検出操作、および前記第2の制御ループの動作期間中のノイズを検出する第2のノイズ検出操作、および前記第3の制御ループの動作期間中のノイズを検出する第3のノイズ検出操作のうちの少なくとも一つを実行し、前記第1、第2および第3のノイズ検出操作の少なくとも一つにおける前記ノイズの検出結果に基づいて、前記アナログフィルタの前記カットオフ周波数の範囲を変化させる操作、および前記第1、第2および第3の制御ループの少なくとも一つを制御する操作を行うことを特徴とする再生信号処理方法。
IPC (2件):
G11B 5/09 321 ,  G11B 20/10 321
FI (2件):
G11B 5/09 321 Z ,  G11B 20/10 321 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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