特許
J-GLOBAL ID:200903049996106602

複列転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-111031
公開番号(公開出願番号):特開2002-310175
出願日: 2001年04月10日
公開日(公表日): 2002年10月23日
要約:
【要約】【課題】 複列円錐ころ軸受では、止め輪の折曲部と保持溝の壁面との隙間と、保持器の端面とシール部材の保持器側端面との隙間の幅によっては、内輪、円錐ころおよび保持器の組立て品が軸心方向に移動した際に、保持器の端面がシール部材の保持器側端面に当たり、シール部材が変形したり損傷してしまってシール機能が低下し、早期劣化が発生することがあった。【解決手段】 第一隙間20の幅Aの最大値を折曲部14間の幅Dから保持凹部13における壁面13a間の幅Cの最小値を減じた値より大きくなるよう設定したことにより、幅Aと幅Cが変化した際でも保持器8の端面8aと第一環体16の端面16aとが接触せず、従って、パックシール12が変形したり損傷するのを防止してパックシール12のシール機能を維持し、もって複列円錐ころ軸受の早期劣化、品質の低下を防止することができる。
請求項(抜粋):
複列軌道を有する単一の外輪と、単一軌道を有する複数の内輪と、軌道間に配置される保持器により軌道間に円周等配に設けられる複数の転動体と、内輪および外輪間の端部に配置されて転動体を配置した空間を密封するシール部材と、各内輪どうしの接触面側の内周面に形成した環状の保持凹部に折曲部が挿入されるよう各内輪間に嵌合した環状の分離防止部材とが設けられ、前記保持器の端面が転動体からシール部材側に突出するように設けられ、前記保持器の端面とシール部材の保持器側端面との間の第一隙間の軸心方向幅が、前記分離防止部材の折曲部と保持凹部の壁面との間の第二隙間の軸心方向幅よりも大きく設定されたことを特徴とする複列転がり軸受。
IPC (5件):
F16C 41/04 ,  F16C 19/38 ,  F16C 33/46 ,  F16C 33/60 ,  F16C 33/76
FI (5件):
F16C 41/04 ,  F16C 19/38 ,  F16C 33/46 ,  F16C 33/60 ,  F16C 33/76 A
Fターム (13件):
3J016AA04 ,  3J016BB03 ,  3J016CA01 ,  3J101AA01 ,  3J101AA16 ,  3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA53 ,  3J101FA31 ,  3J101GA02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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