特許
J-GLOBAL ID:200903050009647840

ラック搬送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-083472
公開番号(公開出願番号):特開平9-274046
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 複数の試験管を保持したラックを搬送するシステムにおいて、ラック交換時のロスタイムを排除して搬送効率を向上する。【解決手段】 自動分注装置12において、搬送ライン18上には分注エリア30とバッファエリア32とが設定されている。分注エリア30にあるラック34の各試験管に対して分注が完了した後、バッファエリア32から分注エリア30へラックが移送される。そして、これが繰り返される。ラック34の最後の試験管に対する分注が行われた後、従来のようにすぐにラック交換を行うのではなく、バッファエリア32にあるラック36の第1番目の試験管に対して吸引を行った後にラック交換を行う。これによりラック交換時の分注動作の停止を防止できる。分注エラーが生じた場合には、分注エリア30に確保されているラックに対して再分注が行われる。
請求項(抜粋):
各ラックの試料に対して分注を行う分注工程と、前記分注に同期させてラックを搬送する搬送工程と、を含み、搬送ライン上に分注エリアとその前段に隣接したバッファエリアとが設定され、分注エラー処理に備えて各ラックに対する最終分注が完了するまで前記分注エリアにラックを止めておくラック搬送方法であって、前記分注工程は、前記分注エリアにあるn番目のラックに対する最終分注が完了した後に、前記バッファエリアにあるn+1番目のラックに対して少なくとも1回の先行吸引を行う先行吸引工程と、前記先行吸引工程後に前記バッファエリアから前記分注エリアに移送されたラックに対して分注を行う主分注工程と、を含み、前記搬送工程は、前記n番目のラックに対する最終分注が完了する前に、前記バッファエリアにn+1番目のラックを導入しておく導入工程と、前記n番目のラックに対する最終分注が完了した後に、前記分注エリアからn番目のラックを排出する排出工程と、前記排出工程後かつ前記先行吸引工程後にn+1番目のラックをバッファエリアから分注エリアに移送する移送工程と、を含むことを特徴とするラック搬送方法。
IPC (2件):
G01N 35/04 ,  G01N 35/10
FI (3件):
G01N 35/04 H ,  G01N 35/04 B ,  G01N 35/06 A
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 自動検体処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-068600   出願人:株式会社日立製作所
  • フロー型測定セルを用いた試料分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-331758   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 特開昭59-119268
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審査官引用 (3件)

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