特許
J-GLOBAL ID:200903050142055476

無線通信装置および位相回転量推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-211599
公開番号(公開出願番号):特開平11-055342
出願日: 1997年08月06日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】準同期検波方式を採用するベースバンド受信部において、位相回転推定用系列長を増加させることなく位相回転量推定誤差を低減する。【解決手段】I、Q信号をシンボル期間の1/16の間隔でサンプルする。周波数オフセット除去部305は、クロック再生回路304が抽出した最適タイミングでサンプルした、位相回転量推定用系列中の各シンボルに加え、その前後のサンプル点についても、1シンボル期間後のサンプル点との間の位相回転量の算出を行い、全てを平均化して1シンボルあたりの位相回転量を推定する。そして、推定値に基づいて、各シンボルの位相回転を補正する。
請求項(抜粋):
受信信号に対して局部発振器を用いた位相検波を行う位相検波回路と、受信信号に基づいて当該受信信号に含まれる所定のシンボル値のパターンを有する位相回転量推定用系列を抽出する抽出タイミングを生成するフレーム同期部と、受信信号からシンボルを識別する最適タイミングを抽出するクロック生成部と、前記抽出タイミングと最適タイミングとに基づいて、周波数オフセットによる、位相検波された信号の位相回転を補正する周波数オフセット除去部とを備えた無線通信装置であって、前記周波数オフセット除去部は、シンボル周期よりも短い間隔で位相検波された信号に含まれる位相回転量推定用系列をサンプルし、前記最適タイミングに対応するサンプル点と、その他のサンプル点とについて、各々、1シンボル期間後のサンプル点との間の位相回転量の算出を行い、各サンプル点について算出した位相回転量を平均化して1シンボルあたりの位相回転量を推定する位相回転量推定手段と、位相回転量推定手段が推定した1シンボルあたりの位相回転量に従って、前記最適タイミングに対応するサンプル点のシンボルの位相回転を補正する位相補正手段とを有することを特徴とする無線通信装置。
IPC (3件):
H04L 27/38 ,  H04L 27/22 ,  H04L 27/227
FI (3件):
H04L 27/00 G ,  H04L 27/22 C ,  H04L 27/22 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-128550
  • シンボルタイミング再生回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-102314   出願人:富士通テン株式会社
  • 多値QAM復調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-110281   出願人:日本マランツ株式会社
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