特許
J-GLOBAL ID:200903050250037069

蓄熱式燃焼ガス処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉岡 宏嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-352168
公開番号(公開出願番号):特開2002-156108
出願日: 2000年11月20日
公開日(公表日): 2002年05月31日
要約:
【要約】【課題】 蓄熱式燃焼ガス処理装置において、回転板の大きさは従来のままで、ガス処理量を増大させる。【解決手段】 蓄熱式燃焼ガス処理装置に用いられる分配器は、蓄熱部の各セルに未処理ガスを分配供給するとともに、前記各セルから熱回収後の処理済みガスを分配排気する。このような分配器において、回転板67を回転させる回転軸63を中空状にして、その内部にパージガスを流し、回転軸63の上部側面に形成したパージガス供給口72から仕切室66内にパージガスを供給するようにする。これにより、回転板67に形成される、未処理ガスや処理済みガスが通るための開口部の開口角度を大きくすることができ、その結果、ガス処理量を増大させることができる。
請求項(抜粋):
被処理ガスを燃焼させる燃焼部と、内部空間が複数に分割されて各空間内に蓄熱材が充填され、前記燃焼部で燃焼させる被処理ガスを前記蓄熱材で予め加熱するとともに、燃焼後の処理済みガスが持つ熱を前記蓄熱材に回収する蓄熱部と、前記各空間に被処理ガスを分配供給するとともに各空間から熱回収後の処理済みガスを分配排気する分配器とを有し、前記分配器は、外筒、内筒、および内筒の内部中央に回転自在に設けられた中空状の回転軸からなり、内筒と回転軸との間の内側環状空間を被処理ガスが、外筒と内筒との間の外側環状空間を処理済みガスがそれぞれ流れ、かつ回転軸内をパージガスが流れる分配器本体と、前記分配器本体の上部に設けられ、内部が仕切板で複数のセルに仕切られて、各セルが前記蓄熱部の各空間にそれぞれ接続された仕切室と前記分配器本体と前記仕切室との間に設けられ、前記回転軸の回転に伴って回転し、前記内側環状空間および前記外側環状空間と前記仕切室の各セルとを順次切り換えて連通させる開口部を有する回転板とを備え、前記回転軸の上部側面には供給口が形成され、前記開口部を介しての前記内側環状空間から前記仕切室の各セルへの被処理ガスの供給と、前記開口部を介しての前記仕切室の各セルから前記外側環状空間への処理済みガスの排気との間に、前記供給口から前記仕切室の各セルへパージガスを供給することを特徴とする蓄熱式燃焼ガス処理装置。
IPC (3件):
F23G 7/06 103 ,  F23G 7/06 ZAB ,  F16K 3/314
FI (3件):
F23G 7/06 103 ,  F23G 7/06 ZAB Z ,  F16K 3/314 A
Fターム (8件):
3H053AA25 ,  3H053BA03 ,  3H053BB02 ,  3H053DA01 ,  3H053DA12 ,  3K078AA05 ,  3K078BA21 ,  3K078EA08
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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