特許
J-GLOBAL ID:200903050493938145

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-326632
公開番号(公開出願番号):特開平11-157327
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 サイクル高圧の上昇しやすい条件下において、圧縮機回転数の引き下げやサイクル停止を未然に防止できるようにする。【解決手段】 ガスインジェクションポート22cを有する圧縮機22、暖房用室内熱交換器12、電気的に開度が調節される高圧側の電気式膨張弁26、気液分離器25、低圧側の温度式膨張弁27、および室外熱交換器24を備えるガスインジェクション式の冷凍サイクル装置において、暖房時に、冷凍サイクル21の高圧の圧力変化率ΔSPを算出して、この圧力変化率ΔSPが第1所定値以上に上昇すると、電気式膨張弁26の開度を減少側に制御する。これによると、圧力変化率ΔSPの算出により、高圧の急上昇時に従来技術より早めに電気式膨張弁26の開度の減少側への制御を開始できる。
請求項(抜粋):
空気流を発生する送風機(7)と、この送風機(7)が発生した空気を室内へ導く空気通路(2)と、冷凍サイクル(21)の低圧冷媒を吸入するための吸入ポート(22b)、前記冷凍サイクル(21)の中間圧のガス冷媒を導入するためのガスインジェクションポート(22c)、および圧縮された高圧冷媒を吐出するための吐出ポート(22a)を有する圧縮機(22)と、前記空気通路(2)内に設けられ、暖房時に、前記圧縮機(22)の前記吐出ポート(22a)からの高圧冷媒を凝縮させる室内熱交換器(12)と、この室内熱交換器(12)からの高圧冷媒を中間圧まで減圧するとともに、開度が電気的に調節されるように構成された第1減圧手段(26)と、この第1減圧手段(26)からの中間圧冷媒を気液分離する気液分離器(25)と、この気液分離器(25)で分離された中間圧の液冷媒を低圧まで減圧する第2減圧手段(27)と、この第2減圧手段(27)からの低圧冷媒を暖房時に蒸発させる室外熱交換器(24)と、前記気液分離器(25)で分離された中間圧のガス冷媒を前記圧縮機(22)のガスインジェクションポート(22c)に導くガスインジェクション用通路(22d)と、前記圧縮機(22)の回転数を制御する圧縮機回転数制御手段(180、190)と、前記第1減圧手段(26)の開度を制御する開度制御手段(200〜220、500〜610)とを備える冷凍サイクル装置において、前記開度制御手段(200〜220、500〜610)は、暖房時に、前記冷凍サイクル(21)の高圧に関連する情報に基づいて圧力変化率(ΔSP)を算出して、この圧力変化率(ΔSP)が第1所定値(k)以上に上昇すると、前記第1減圧手段(26)の開度を閉弁側に制御することを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (7件):
B60H 1/22 ,  F25B 1/00 304 ,  F25B 1/00 ,  F25B 1/00 311 ,  F25B 1/00 371 ,  F25B 29/00 411 ,  B60H 1/32 624
FI (7件):
B60H 1/22 ,  F25B 1/00 304 P ,  F25B 1/00 304 E ,  F25B 1/00 311 B ,  F25B 1/00 371 M ,  F25B 29/00 411 E ,  B60H 1/32 624 F
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 冷凍サイクル装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-326631   出願人:株式会社デンソー
  • 冷凍サイクル装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-077338   出願人:三菱電機株式会社
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-325416   出願人:株式会社デンソー
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