特許

J-GLOBAL ID：200903050508421144

電子写真感光体と現像剤との適合性評価方法及び画像形成方法

発明者： 佐藤 修二 ,  小関 一浩 ,  山田 渉 ,  山下 敬之 ,  中村 和行 ,  額田 克己 ,  吉野 進
出願人/特許権者： 富士ゼロックス株式会社
代理人 (2件)： 長谷川 芳樹 ,  柴田 昌聰
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-092889
公開番号（公開出願番号）：特開2006-276270
出願日： 2005年03月28日
公開日（公表日）： 2006年10月12日
要約：

【課題】長期に亘って高品質の画像を形成できる電子写真感光体を得るための電子写真感光体と現像剤との適合性評価方法を提供すること。【解決手段】架橋構造を有する最表面層が設けられた電子写真感光体と、所定の脂肪酸金属塩を含むトナー粒子を含む現像剤を特定条件下でクリーニングしながら電子写真感光体を100000回以上回転させるストレス走行試験工程後の電子写真感光体の最表面層をX線光電子分析して、上記脂肪酸金属塩に由来する金属原子含有量X(Atom%)と、感光体の最表面層をさらに特定条件下でイオンエッチングし、その表面の脂肪酸金属塩に由来する金属原子含有量Y(Atom%)とが、下記一般式(1)及び(2)を満たすことを特徴とする。0.1≦X≦3.0・・(1)0.01≦Y/X≦0.5・・(2)【選択図】なし

請求項（抜粋）：

導電性支持体及び該導電性支持体上に配置された感光層を備え、前記感光層の前記導電性支持体から最も遠い側に、架橋構造を有する最表面層が設けられた電子写真感光体を準備する電子写真感光体準備工程と、 トナー粒子100質量部及び所定の脂肪酸金属塩0.5±0.02質量部を含む現像剤を準備する現像剤準備工程と、 常温常湿環境下(20±1.0°C、50±2.0%RH)、駆動部に接続した前記電子写真感光体に硬度70±2°、反発弾性40±2%、厚さ2±0.1mm、自由長10±0.5mmのクリーニングブレードをカウンター方向に当接角23±2°、食い込み量1.0±0.05mmの条件で当接し、前記電子写真感光体を線速220±10(mm/sec)で回転させながら前記電子写真感光体上に前記現像剤によりトナー付着量0.35±0.05(mg/cm2)で現像されたトナーをクリーニングする条件で、前記電子写真感光体を100000回以上回転させるストレス走行試験工程と、 前記ストレス走行試験工程後の電子写真感光体の最表面層をX線光電子分析して、前記脂肪酸金属塩に由来する金属原子含有量X(Atom%)を求める第一の分析工程と、 前記ストレス試験工程後の電子写真感光体の最表面層をさらにAr雰囲気下、加速電圧400±10V、真空度(3±1)×10-2Paの条件で180秒間イオンエッチングし、その表面をX線光電子分析して、前記脂肪酸金属塩に由来する金属原子含有量Y(Atom%)を求める第二の分析工程と、 前記X及び前記Yが下記一般式(1)及び(2)を満たす電子写真感光体と、前記現像剤との組み合わせを選別する選別工程と、 を備えることを特徴とする電子写真感光体と現像剤との適合性評価方法。 0.1≦X≦3.0 ・・・(1) 0.01≦Y/X≦0.5 ・・・(2)

IPC (2件)：

G03G 5/147 ,  G03G 9/08

FI (3件)：

G03G5/147 502 ,  G03G5/147 504 ,  G03G9/08 372

Fターム (6件)：

2H005AA08 ,  2H005CA14 ,  2H005CA25 ,  2H068AA03 ,  2H068BB49 ,  2H068BB57

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 画像形成方法及び画像形成装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-125593   出願人：コニカ株式会社
• 特許3264218号
  

審査官引用 (4件)

• 画像形成方法、画像形成装置、及び該装置に用いられるプロセスカートリッジ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-071738   出願人：コニカ株式会社
• 電子写真感光体、電子写真装置およびプロセスカートリッジ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-188099   出願人：キヤノン株式会社
• 有機電子デバイス及び画像形成装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-298463   出願人：富士ゼロックス株式会社
• 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-186203   出願人：キヤノン株式会社