特許
J-GLOBAL ID:200903050540907822
四輪駆動車用駆動力伝達システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
竹内 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-007785
公開番号(公開出願番号):特開2009-166706
出願日: 2008年01月17日
公開日(公表日): 2009年07月30日
要約:
【課題】四輪駆動走行時に走行条件が四輪駆動を必要としない場合には、自動的に二輪駆動に切り替えると共に従動輪駆動力伝達区間の回転を止めることで、燃費低下を伴わない四輪駆動車用動力伝達システムを提供する。【解決手段】駆動力を駆動輪出力軸に出力すると共に従動輪出力軸への駆動力配分を制御する駆動力配分装置40と、従動輪出力軸から駆動力を入力する従動輪差動装置48と、従動輪差動装置48と従動輪駆動軸との連結を切断可能なディスコネクト機構50と、車体速度を算出する車体速度演算部28と、車輪のスリップ率を算出するスリップ率演算部26と、車体速度及びスリップ率に基づき駆動力配分装置40及びディスコネクト機構50を制御する駆動制御部36とを備え、所定の走行条件の際に従動輪出力軸への駆動力の伝達を絶つと共にディスコネクト機構50により従動輪差動装置48と従動輪駆動軸との連結を切断し二輪駆動とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
二輪駆動が可能であって、四輪駆動時には走行条件に応じた駆動力を従動輪へ伝達するフルタイム四輪駆動システムに於いて、
動力源からの駆動力を入力軸に入力し駆動輪出力軸に出力すると共に、従動輪出力軸への駆動力配分を制御する駆動力配分装置と、
前記従動輪出力軸からの駆動力を入力し左右従動輪駆動軸に出力すると共に、前記左右従動輪駆動軸の回転速度差を吸収する従動輪差動装置と、
前記従動輪差動装置と前記左右従動輪駆動軸の何れか一方又は両方との連結を切断可能なディスコネクト機構と、
車体速度を算出する車体速度演算部と、
駆動輪及び従動輪のスリップ率を算出するスリップ率演算部と、
前記車体速度及び前記スリップ率に基づき前記駆動力配分装置及び前記ディスコネクト機構を制御する駆動制御部と、
を備え、
所定の走行条件の際に前記駆動力配分装置による前記従動輪出力軸への駆動力の伝達を絶つと共に、前記ディスコネクト機構により前記従動輪差動装置と前記左右従動輪駆動軸の何れか一方又は両方との連結を切断して前記従動輪出力軸から前記従動輪差動装置までの従動輪駆動区間の回転を止め、自動的に二輪駆動とすることを特徴とする四輪駆動車用駆動力伝達システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (15件):
3D036DA08
, 3D036GA14
, 3D036GA15
, 3D036GB05
, 3D036GC01
, 3D036GD02
, 3D036GE03
, 3D036GF03
, 3D036GF07
, 3D036GF10
, 3D036GG25
, 3D036GG35
, 3D036GG40
, 3D036GH26
, 3D036GJ17
引用特許: