特許
J-GLOBAL ID:200903050695150019

室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-024546
公開番号(公開出願番号):特開2003-221506
出願日: 2002年01月31日
公開日(公表日): 2003年08月08日
要約:
【要約】【課題】 硬化に時に臭気等によって作業環境を悪化させることがなく、ガラス、プラスチック、金属等の各種基材に対して良好な接着性を示し、硬化後は、接着耐久性に優れ、温水浸漬等の苛酷な環境下においてさえその接着力を保持し、ゴム物性も殆んど低下しないシリコーンゴムとなり得る室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を提供する。【解決手段】 (A)(A-1)分子鎖両末端がシラノール基またはアルコキシ基で封鎖されているジオルガノポリシロキサンと(A-2)分子鎖片末端がシラノール基またはアルコキシ基で封鎖され、もう一方の分子鎖片末端がアルキル基またはアルケニル基で封鎖されたジオルガノポリシロキサンとからなる単一物または混合物、(B)ジシラアルカン化合物、(C)アミノアルキルアルコキシシランとエポキシアルキルアルコキシシランとの反応混合物、(D)硬化触媒からなることを特徴とする組成物。
請求項(抜粋):
(A)(A-1)一般式(1):【化1】{式中、R1は水素原子またはアルキル基またはアルコキシアルキル基であり、R2はアルキル基またはアルコキシアルキル基であり、R3は一価炭化水素基、ハロゲン化炭化水素基およびシアノアルキル基から選ばれる基であり、R1がアルキル基またはアルコキシアルキル基である場合は、aは0、1または2であり、R1が水素原子である場合は、aは2である。Yは酸素原子、二価炭化水素基、または一般式(2):【化2】(式中、R3は前記と同じであり、Zは二価炭化水素基である。)で示される基であり、nは25°Cにおける粘度が20〜1,000,000 mPa・sとなるような数を表わす。}で示されるジオルガノポリシロキサン(20〜100重量部)と(A-2)一般式(3):【化3】(式中、R1、R2、R3、Y、aは前記と同じであり、R4はアルキル基またはアルケニル基であり、mは25°Cにおける粘度が20〜1,000,000mPa・sとなるような数を表す。)で示されるジオルガノポリシロキサン(0〜80重量部)とからなるジオルガノポリシロキサン(100重量部)、(B)一般式(4):【化4】(式中、R5およびR9はアルキル基またはアルコキシアルキル基であり、R6およびR8は一価炭化水素基であり、R7は置換または非置換のアルキレン基であり、アルキレン基の炭素原子数は4〜10であり、b、cは0または1である。)で示されるジシラアルカン化合物 (0.5〜15重量部)、および(C)(C-1)一般式(5):【化5】(式中、Xは水素原子またはアミノアルキル基であり、R10は置換または非置換の二価炭化水素基であり、R5およびR6は前記のとおりであり、eは0または1である。)で示されるアミノアルキルアルコキシシランと(C-2)一般式(6):【化6】(式中、Qはグリシドキシ基またはエポキシシクロヘキシル基であり、R5、R6、R10およびeは前記のとおりである。)で示されるエポキシアルキルアルコキシシランとの反応混合物(0.1〜10重量部)および(D)硬化触媒(0.001〜20重量部)からなることを特徴とする、室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
IPC (4件):
C08L 83/04 ,  C08K 5/5415 ,  C08K 5/5435 ,  C08K 5/544
FI (4件):
C08L 83/04 ,  C08K 5/5415 ,  C08K 5/5435 ,  C08K 5/544
Fターム (10件):
4J002CP021 ,  4J002CP032 ,  4J002DE239 ,  4J002EX036 ,  4J002EX069 ,  4J002EX077 ,  4J002EX078 ,  4J002FB239 ,  4J002GJ02 ,  4J002GL00
引用特許:
審査官引用 (13件)
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