特許
J-GLOBAL ID:200903050719773624

電動パワーステアリングのパワーアシスト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-282436
公開番号(公開出願番号):特開平11-115779
出願日: 1997年10月16日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 電動パワーステアリングのパワーアシスト装置を小型でコンパクトに構成すること。【解決手段】 パワーアシスト装置5は、中空型の電動モータ6と、中空型の撓み噛み合い式歯車装置7とを同軸状態に配列し、それらの中心に、ステアリングシャフト2を貫通させてある。電動モータ6の中空出力軸61の回転は波動発生器74に入力され、カップ状の可撓性外歯歯車73から減速回転出力が得られ、この回転がステアリングシャフト2に操舵用のアシスト力として伝達される。小型でコンパクトな撓み噛み合い式歯車装置を用いると共に、モータ6および撓み噛み合い式歯車装置7を中空型として、ステアリングシャフト2の外周に同軸状態に取り付け可能としてあるので、パワーアシスト装置を小型でコンパクトに構成でき、その設置スペースを大幅に節約できる。
請求項(抜粋):
ステアリングホイールからステアリングシャフトに加わる操舵力に応じて、モータを駆動制御し、当該モータの回転出力を、減速機を介して、前記ステアリングシャフトに対して操舵アシスト力として伝達する電動パワーステアリングのパワーアシスト装置において、前記減速機は撓み噛み合い式歯車装置であり、当該装置は、環状の剛性内歯歯車と、この内側に配置された環状の可撓性外歯歯車と、この内側に嵌め込まれた波動発生器とを備え、この波動発生器によって前記可撓性外歯歯車は半径方向に撓められて前記剛性内歯歯車に対して部分的に噛み合わされ、当該波動発生器の回転によって両歯車の噛み合い部分が円周方向に移動して両歯車の間に歯数差に応じた相対回転が発生するようになっており、前記剛性内歯歯車および前記可撓性外歯歯車の何れか一方の歯車に、前記ステアリングシャフトが連結され、他方の歯車が固定側となるように設定されており、前記波動発生器には前記モータの出力軸が連結されていることを特徴とする電動パワーステアリングのパワーアシスト装置。
IPC (4件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  F16H 1/32 ,  B62D119:00
FI (3件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  F16H 1/32 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 操舵装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-238510   出願人:株式会社ミツバ
  • 車両用操舵装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-244267   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 電動かじ取り補助装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-514114   出願人:クルップ・プレスタ・アクチェンゲゼルシャフト

前のページに戻る