特許
J-GLOBAL ID:200903050753405553

顕微鏡の焦準装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-034448
公開番号(公開出願番号):特開平10-221611
出願日: 1997年02月03日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 乾燥系及び液浸系の複数の対物レンズを切り換えるときの対物レンズと標本との接触や乾燥系対物レンズへの液体の付着を防止できる顕微鏡の焦準装置を提供する。【解決手段】 電動レボルバ40によって切り換えられる複数の対物レンズを乾燥系の対物レンズ41と液浸系の対物レンズ42とから構成し、現在光路上にある対物レンズが乾燥系の対物レンズ41で、次に光路に入る対物レンズが液浸系の対物レンズ42の場合、及び現在光路上にある対物レンズが液浸系の対物レンズ42で、次に光路に入る対物レンズが乾燥系の対物レンズ41の場合、制御回路10は次に光路に入る対物レンズに対応する焦準位置よりも標本5を載置するステージ14と対物レンズとが離れる方向にそれぞれ所定量だけ退避させた位置に電動焦準機構50を制御する。
請求項(抜粋):
標本を載置するステージと、電動レボルバによって切り換えられる複数の対物レンズと、前記ステージと前記電動レボルバとの少なくとも一方を移動させ、前記対物レンズと前記標本との間隔を変える電動焦準機構と、前記複数の対物レンズに対応する作動距離と前記電動焦準機構の焦準位置とを記憶する対物レンズデータ記憶部と、前記対物レンズを切り換えたとき、切り換えた先の対物レンズに対応して前記対物レンズデータ記憶部に記憶された焦準位置となるように前記電動焦準機構を制御する制御回路とを備えた顕微鏡の焦準装置において、前記複数の対物レンズは乾燥系の対物レンズと液浸系の対物レンズとを含み、前記制御回路は、現在光路上にある対物レンズが乾燥系で、次に光路に入る対物レンズが液浸系の場合、及び現在光路上にある対物レンズが液浸系で、次に光路に入る対物レンズが乾燥系の場合は、次に光路に入る対物レンズに対応する焦準位置よりも前記ステージと前記対物レンズとが離れる方向にそれぞれ所定量だけ退避させた位置に前記電動焦準機構の位置を制御することを特徴とする顕微鏡の焦準装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 顕微鏡装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-315083   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 液浸装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-248737   出願人:株式会社ニコン
  • 警告装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-266447   出願人:株式会社ニコン
審査官引用 (3件)
  • 顕微鏡装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-315083   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 液浸装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-248737   出願人:株式会社ニコン
  • 警告装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-266447   出願人:株式会社ニコン

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