特許
J-GLOBAL ID:200903050933422197

エコーキャンセラ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-226016
公開番号(公開出願番号):特開平9-055687
出願日: 1995年08月11日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 遅延時間のうち固定部分の長いエコーパスや回線S/Nが悪い状態でも、安定且つ高速なエコー消去を行い、かつ演算量を軽減する。【解決手段】 フィルタ係数選択領域制御器2と、エコー推定器3と、フィルタ係数から正規化フィルタ係数ブロック電力を得るフィルタ係数電力処理器5と、エコー抑圧量を求めるERLE処理器6と、正規化フィルタ係数ブロック電力とエコー抑圧量とを用いて固定遅延を推定し、推定固定遅延量及びブロック電力最大値ブロック位置とをフィルタ係数選択領域制御器2へ出力し、固定遅延推定完了信号と該推定固定遅延量とをインパルス幅推定器8へ出力する固定遅延推定器7と、推定固定遅延量と正規化フィルタ係数ブロック電力とを用いてインパルス幅を推定し、フィルタ係数選択領域制御器2へ出力するインパルス幅推定器8とから構成する。
請求項(抜粋):
受信側入力信号を元にトランスバーサルフィルタを用いたエコー推定器により疑似エコーを生成し、減算器にて送信側入力信号から該疑似エコーを差し引くことによりエコー消去を図るエコーキャンセラ装置において、前記トランスバーサルフィルタのフィルタ係数更新領域及びフィルタ係数クリア領域を出力するフィルタ係数選択領域制御器を具備し、前記エコー推定器は、前記フィルタ係数選択領域制御器からの出力によりフィルタ係数のクリア及び更新を行うとともに疑似エコーを出力し、前記エコー推定器のフィルタ係数から正規化フィルタ係数ブロック電力を得るフィルタ係数電力処理器と、送信側入力信号と前記減算器の出力とからエコー抑圧量を求めるERLE処理器と、該正規化フィルタ係数ブロック電力と該エコー抑圧量とを少なくとも用いて固定遅延を推定し、推定固定遅延量及び該正規化フィルタ係数電力最大値ブロック位置とを該フィルタ係数選択領域制御器へ出力する固定遅延推定器とを有することを特徴とするエコーキャンセラ装置。
IPC (3件):
H04B 3/23 ,  H03H 21/00 ,  H04B 7/015
FI (3件):
H04B 3/23 ,  H03H 21/00 ,  H04B 7/015
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る