特許
J-GLOBAL ID:200903051060069637

針状ころ軸受用の保持器及び針状ころ軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田村 敬二郎 ,  小林 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-021659
公開番号(公開出願番号):特開2004-232726
出願日: 2003年01月30日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】特に保持器の柱部の付け根の強度を向上させ、より耐久性に優れた針状ころ軸受用の保持器及び針状ころ軸受を提供する。【解決手段】ころ11が柱部12bに当接する位置Pは、柱部12bの周方向側面12dの中央より保持器12の軸線に近い側となる。すなわち、ころ11が当接する位置Pを保持器12(すなわち環状部12a)の軸線に平行に曲面12eに向かって投影したときに、投影された位置P’から距離L1で近い曲面12eの半径方向最内部の曲率半径R1を、投影された位置P’から距離L2(>L1)で遠い曲面12eの半径方向最外部の曲率半径R2より大きくするようにしている。柱部12bの付け根である曲面12eにおいて最も脆弱な部分は、応力集中が最も生じやすい曲率半径R2の部位であるから、それをころ11が当接する位置Pから離すことで、その部分における応力を抑制し、保持器全体として疲労強度を高めることができる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
一対の環状部と、前記環状部を連結する複数の柱部とよりなる針状ころ軸受用の保持器において、 前記柱部の周方向側面と前記環状部とが接続する部位は曲面であり、前記曲面における前記保持器の半径方向最外部の曲率半径と、前記曲面における前記保持器の半径方向最内部の曲率半径とが異なっており、 針状ころ軸受のころが前記柱部に当接する位置を、前記環状部の軸線に平行に前記曲面に向かって投影したときに、投影された位置から前記半径方向最外部と前記半径方向最内部のうち近い方の曲率半径を、遠い方の曲率半径より大きくすることを特徴とする針状ころ軸受用の保持器。
IPC (2件):
F16C33/46 ,  F16H55/17
FI (2件):
F16C33/46 ,  F16H55/17 A
Fターム (15件):
3J030AC10 ,  3J030BA01 ,  3J030BB02 ,  3J030BD01 ,  3J030CA10 ,  3J101AA14 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA52 ,  3J101AA62 ,  3J101BA34 ,  3J101DA09 ,  3J101FA15 ,  3J101FA31 ,  3J101GA11
引用特許:
審査官引用 (3件)

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