特許
J-GLOBAL ID:200903051083690576

熱延高張力鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今井 毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-121744
公開番号(公開出願番号):特開平10-298645
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 強度,靱性,耐水素誘起割れ性,成形性に優れた熱延高張力鋼板を安定製造する方法を提供する。【解決手段】 C:0.04〜0.12%,Si:0.5%以下,Mn:1.0〜 1.8%,P:0.03%以下,S:0.005%以下,Al:0.005〜0.08%,N:0.0080%以下,Nb:0.02〜0.06%,Ti:0.04%以下を含むか、あるいは更にCu:0.5%以下,Ni:0.5%以下,Cr:0.5 %以下,Mo:0.5%以下,V:0.10%以下,Ca:0.01%以下のうちの1種以上をも含むと共に残部がFe及び不可避不純物から成る鋼片を、1150〜1250°Cに加熱し、まず圧下率の累計が40%以上となる粗圧延を行った後、一旦30〜 180秒間保持し、引き続いて 950〜1050°Cの温度域で圧下率15%以上の粗圧延を更に1パス行って熱間粗圧延を終了し、この粗圧延終了の5〜 120秒後から熱間仕上圧延を開始して 750〜 850°Cで該仕上圧延を終えた後、3〜50°C/sの冷却速度で 550〜 700°Cまで冷却し、2〜10秒間の空冷を行ってから再度 500〜 620°Cの温度域まで3〜80°C/sの冷却速度で冷却して巻取る。
請求項(抜粋):
重量割合にて C:0.04〜0.12%, Si: 0.5%以下, Mn: 1.0〜 1.8%, P:0.03%以下, S: 0.005%以下, Al: 0.005〜0.08%, N:0.0080%以下, Nb:0.02〜0.06%, Ti:0.04%以下を含むと共に残部がFe及び不可避不純物から成る鋼片を、1150〜1250°Cに加熱し、まず圧下率の累計が40%以上となる粗圧延を行った後、一旦30〜180秒間保持し、引き続いて950〜1050°Cの温度域で圧下率15%以上の粗圧延を更に1パス行って熱間粗圧延を終了し、次いで、この粗圧延終了の5〜120秒後から熱間仕上圧延を開始して750〜850°Cで該仕上圧延を終えた後、3〜50°C/sの冷却速度で550〜700°Cまで冷却し、ここで2〜10秒間の空冷を行ってから、再度500〜620°Cの温度域まで3〜80°C/sの冷却速度で冷却して巻取ることを特徴とする、耐水素誘起割れ性と靱性に優れた熱延高張力鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
FI (3件):
C21D 8/02 C ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/14
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る