特許
J-GLOBAL ID:200903051085933816

ブロック突合せを用いた動き評価の方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-508429
公開番号(公開出願番号):特表平9-502317
出願日: 1994年08月30日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】ブロック突合せは、ロバスト性があり、かつ、直観的に簡便なテレビジョン画像の動き評価の方法として周知である。しかし、動き評価が画像間に正確な補間を提供することを目的とするとき、例えば、50Hzから100Hzのアップコンバータにおいて、従来のブロック突合せは、ブロックが補間されるべきフィールドではなく元のフィールドにあるので、計算された動きフィールドに誤差が生じる可能性があるという問題を欠点とする。探索ウィンドウ(BSW及びFSW)は、候補画素ブロック(CPBB及びCPBF)に関係する候補動きベクトルの全てが補間されるべきフィールドIFの同一点を通るように二つの入力フィールド(BF,FF)の間で共有されている。かくして、“現在のブロック”は補間されるべきフィールドの仮想領域になり、二つの探索ウィンドウの各々は、各方向の最大動きベクトルの半分まで延びる。各動きベクトルは、その値の半分で前方(FHMV)を前方フィールド(FF)に向け、その値の半分で後方(BHMV)を後方フィールド(BF)に向ける。現在のブロックIFBは、補間されたフィールドを覆い、補間されたフィールド内に正確に置かれているので、両側ブロック突合せは位置的誤差問題を解決し、補間されたフィールド内のあらゆる点は、その点に割り当てられた厳密に一つの動きベクトルを有するので、両側ブロック突合せはギャップと衝突の問題を解決する。
請求項(抜粋):
予め選択された探索ウィンドウ(SW)の幅の範囲内でブロック突合せを用いる動き評価の方法であって、現在のフィールド又はフレーム(IF)の連続的な各画素ブロック(IFB)は、第1の部分(BHMV)は後方フィールド又はフレーム(BF)の中の最も良く合うブロックの場所に関係し、第2の部分(FHMV)は前方フィールド又はフレーム(FF)の中の最も良く合うブロックの場所に関係する動きベクトルを選択するため、該予め選択された幅の半分を有する上記後方フィールド又はフレーム(BF)の探索ウィンドウ(BSW)内の夫々の候補画素ブロック(CPBB)、及び、該予め選択された幅の半分を有する上記前方フィールド又はフレーム(FF)の対応する探索ウィンドウ(FSW)内の対応する画素ブロック(CPBF)と突き合わされ、これにより、該探索ウィンドウ(BSW,FSW)の現在の位置は、該現在のフィールド又はフレームの上記現在の画素ブロックの位置(PCB)に関係していることを特徴とする方法。
引用特許:
出願人引用 (3件)

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