特許
J-GLOBAL ID:200903051448062855

捩り振動低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 富士弥 ,  橋本 剛 ,  小林 博通 ,  富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-166412
公開番号(公開出願番号):特開2004-011778
出願日: 2002年06月07日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】遠心力によるばね部材の撓みを緩和することによって摩擦トルクの増大を少なくし、吸振性能を向上させる。【解決手段】入力側のホールドプレート13の外周縁部の断面略コ字状のばね受容部17にばね部材14を収容して、同プレート13の外周縁部のばね支持壁18にばね部材14の端部を支持させる。出力側のトルク授受相手部材である伝達プレート16の係止爪20をばね部材14の端部に当接させる。このような捩り振動低減装置5において、係止爪20とばね支持壁18の少なくとも一方のばね当接部の重心点を、ばね部材14の端面の装置回転軸に平行な中心線pよりも回転径方向外側に配置する。ばね部材14の端部に作用する圧縮荷重が回転径方向内側に向かう分力を持ち、その分力が遠心力による力を弱めるように作用して、遠心力によるばね部材14の撓みを緩和する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入力側回転部と出力側回転部の一方に設けられる略円板状の部材であって、その外周縁部に、径方向に沿って断面略コ字状に屈曲したばね受容部と、このばね受容部の円周方向の前後位置に配置されたばね支持壁とを有するホールドプレートと、 前記ばね支持壁を座面とするように前記ばね受容部内に収容されたばね部材と、 入力側回転部と出力側回転部の他方に設けられる部材であって、先端部が前記ばね受容部の開口する側に向かって軸方向に突出して、その側端面を座面として前記ばね部材の端面に当接する係止爪を有するトルク授受相手部材と、を備え、 前記ばね支持壁と係止爪でばね部材を圧縮しつつホールドプレートとトルク授受相手部材の間でトルクの伝達を行い、ばね部材の弾性によって捩り振動を吸収する捩り振動低減装置において、 前記係止爪とばね支持壁の少なくとも一方のばね当接部の重心点を、前記ばね部材の端面の装置回転軸に平行な中心線よりも回転径方向外側に配置したことを特徴とする捩り振動低減装置。
IPC (2件):
F16H45/02 ,  F16F15/123
FI (2件):
F16H45/02 Y ,  F16F15/123 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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