特許
J-GLOBAL ID:200903051457063481

変調信号波形生成回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-134365
公開番号(公開出願番号):特開平5-308386
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】π/4シフトQPSK変調器の変調波生成回路のROM容量を減らし、小形化,コストダウン,低消費電力化を図る。【構成】入力データを符号化した後、シンボルマッピング回路から出力するI相とQ相の偶,奇シンボルIe ,I0 とQe ,Q0 の4値レベル系列データをそれぞれ所定の段数のI相用,Q相用シフトレジスタ1,2に入力してそれぞれ直/並列変換して交互に出力させる。波形生成用ROM3には正のピーク値をもつ2種のインパルスレスポンスを所定の数のシンボル区間に区切った各シンボル値をそれぞれ予め記憶させておき、シフトレジスタ1,2からの出力に対応する内容を読出し、インパルスのピーク値が正のときはそのまま、負のときは極性反転してゲート回路5に入力し、その出力を加算して時分割出力する信号をフリップフロップ回路8でタイミング調整後D/A変換して直交変調器の変調入力とする。
請求項(抜粋):
入力データを符号化した後シンボルマッピング回路によって変換した互いに直交するI相およびQ相のそれぞれ偶シンボル,奇シンボルの4値レベル系列データを、π/4シフトQPSK変調波出力を得る直交変調器の入力変調信号にするための波形生成回路おいて、前記I相の偶シンボル,奇シンボルの2値入力を所定の数のシンボル区間に区切って直/並列変換するI相用シフトレジスタと、前記Q相の偶シンボル,奇シンボルの2値入力を前記所定の数のシンボル区間に区切って直/並列変換するQ相用シフトレジスタと、π/4シフトQPSK変調波のアイパターンの0レベル交差点における2つのプラス側交差点をピーク値とするインパルスレスポンスを前記シンボル区間数に区切った各シンボル値のそれぞれが予め記憶され、前記I相用およびQ相用シフトレジスタからそれぞれ並列出力される前記I相およびQ相の偶シンボルを交互に入力して対応する記憶内容をそれぞれ出力するROMと、前記I相用およびQ相用シフトレジスタからそれぞれ並列出力される前記I相およびQ相の奇シンボルを交互に入力して前記インパルスレスポンスのピーク値の極性が正のとき前記ROMからの出力をそのまま出力し、該ピーク値の極性が負のとき前記ROMからの出力を極性反転して出力する極性反転器と、該極性反転器からの出力を所定のオン/オフ制御信号によってオン/オフ出力するゲート回路と、該ゲート回路の出力をツリー状に構成された複数の加算器により加算してI相,Q相のディジタル変調波を時分割出力する加算回路と、該加算回路からの時分割出力を入力してI相の偶シンボル,Q相の偶シンボルの並列出力とI相の奇シンボル,Q相の奇シンボルの並列出力とを交互に出力させるフリップフロップ回路と、該フリップフロップ回路からの2出力をそれぞれアナログ変換して前記直交変調器の入力変調信号とするD/A変換器とを備えたことを特徴とする変調信号波形生成回路。
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平3-179954
  • 特開平4-168840
  • 特開平4-318729
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審査官引用 (6件)
  • 特開平3-179954
  • 特開平4-168840
  • 特開平4-318729
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