特許
J-GLOBAL ID:200903051459899129
電子機器、及び電子機器における電動機の制御方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
恩田 博宣
, 恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-083659
公開番号(公開出願番号):特開2008-245446
出願日: 2007年03月28日
公開日(公表日): 2008年10月09日
要約:
【課題】電源投入後最初の電動機の蓄熱量を適切に設定できる電子機器、及び電子機器における電動機の制御方法を提供する。【解決手段】電源オン時に、ヘッドサーミスタの検出値からヘッド温度H2を取得する(S21)。次に電源オフ時に記憶したモータ蓄熱量M1とヘッド温度H1とを読み出す(S22)。電源オフ時と電源オン時のヘッド温度H1,H2の差(=H1-H2)が一定温度以上であるか否かを判断する(S23)。その差が一定温度以上であれば、電源オン時のモータ蓄熱量M2をリセットし(M2=0)(S24)、一方、その差が一定温度未満であれば、電源オン時のモータ蓄熱量M2として電源オフ時のモータ蓄熱量M1を設定する(M2=M1)(S25)。【選択図】図6
請求項(抜粋):
電動機と、
前記電動機以外のアクチュエータと、
前記アクチュエータの温度を検出する検出手段と、
前記電動機の蓄熱量を経時的に演算する蓄熱量演算手段と、
電源のオンオフ操作を行うための操作手段と、
前記操作手段の操作に基づき電源の投入及び遮断を制御するとともに、前記電動機及び前記アクチュエータを駆動させて両者の協働により電子機器を動作させる制御手段と、
前記操作手段のオフ操作に基づく電源遮断時に前記蓄熱量を記憶手段に記憶する電源遮断時処理手段と、
前記電源遮断後、次回のオン操作に基づき電源が投入されると、前記検出手段の検出温度に基づき前記電動機の蓄熱量が所定値未満に低下しているか否かを判定し、前記蓄熱量が前記所定値未満でないと判定すれば、前記蓄熱量演算手段が電源投入後最初の演算で用いる蓄熱量の初期値として前記記憶手段に記憶された前記蓄熱量を設定し、前記蓄熱量が所定値未満であると判定すれば、前記初期値として前記所定値未満の蓄熱量に応じた設定値を設定する電源投入時処理手段とを備え、
前記蓄熱量演算手段は、前記電源投入時処理手段が設定した初期値を電源投入後最初の演算に用いて前記蓄熱量を演算することを特徴とする電子機器。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (9件):
5H501AA04
, 5H501BB04
, 5H501CC06
, 5H501DD01
, 5H501EE01
, 5H501FF01
, 5H501HB12
, 5H501LL37
, 5H501MM05
引用特許: