特許
J-GLOBAL ID:200903051570479473

連続蒸煮方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 浜野 孝雄 ,  森田 哲二 ,  平井 輝一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-542280
公開番号(公開出願番号):特表2009-517553
出願日: 2006年11月24日
公開日(公表日): 2009年04月30日
要約:
本発明は、連続蒸解がまシステム(100)において化学セルロースパルプを連続蒸煮する装置及び方法に関する。連続蒸解がまシステム(100)は、チップ懸濁液を供給する入口(102)と、パルプの蒸煮した懸濁液を送出する出口(103)とを有する。チップの懸濁液は、蒸煮の開示時にライン(105)を介して入口に供給され、チップの懸濁液は、3.5以上の流体/木材比を確立する開始蒸煮流体量をもつ。本発明は、最終蒸煮流体が蒸煮の主要部分中に供給され、そして蒸煮の最後の15分間だけ取出しストレーナー(106)を介して取出される。最終蒸煮流体は、取出しと関連して3.5以上の流体/木材比を保証することを特徴とする。蒸煮の最後の15分間に取出された最終蒸煮流体は、排出された黒液から成り、15g/l未満の残留アルカリ濃度を維持する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
蒸解がまシステム(100)において紙パルプを生産するために木材チップを連続して蒸煮する方法であって、蒸解がまシステム(100)が少なくとも一つの蒸解がま(101)を備え、蒸解がまの頂部にチップを連続して供給し、蒸解がまの底部から、所与パルプコンシステンシーで、蒸煮したパルプを連続して送出し、蒸煮の開始時のチップの懸濁液が、凝縮液、新鮮な蒸煮流体、チップの水分、洗浄濾液及び排出された黒液の一つ以上で構成される多量の開始蒸煮流体を備え、排出された黒液が蒸解がまにおける蒸煮の維持時間の少なくとも75%の間存在し、開始蒸煮流体が3.5以上の流体/木材比を確立する量である方法において、 最終蒸煮流体が開始蒸煮流体の量の一部であり、最終蒸煮流体が蒸煮の主要部分中に蒸煮に供給され、そして蒸煮の最後の15分間だけ排出され、最終蒸煮流体が3.5以上の流体/木材比を確立し、 蒸煮の最後の15分間に排出された最終蒸煮流体が、排出された黒液から成り、15g/l未満の残留アルカリ濃度を維持し、 最終蒸煮流体の量が開始蒸煮流体の量以下かその量に等しく、 出力パルプのパルプコンシステンシーの維持で、蒸煮流体中に存在し、入力チップから溶解したヘミセルロースのHファクタが低減されることになる際には開始蒸煮流体の量が増加し、逆に蒸煮流体中に存在し、入力チップから溶解したヘミセルロースのHファクタが増加されることになる際には開始蒸煮流体の量が減少するようにして、開始蒸煮流体の量が、蒸煮流体中に存在し、入力チップから溶解したヘミセルロースのHファクタを調整することで影響され、開始蒸煮流体の量が、主として洗浄ろ過液か又は蒸解がまにおける蒸煮の維持時間の少なくとも75%の間に与えられた排出黒液の量の影響で影響される ことを特徴とする木材チップの連続蒸煮方法。
IPC (2件):
D21C 7/12 ,  D21C 3/24
FI (2件):
D21C7/12 ,  D21C3/24
Fターム (6件):
4L055BA27 ,  4L055CA24 ,  4L055DA24 ,  4L055EA29 ,  4L055EA32 ,  4L055FA03
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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