特許
J-GLOBAL ID:200903051572962015

電子写真用マゼンタトナーおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-043859
公開番号(公開出願番号):特開2003-241435
出願日: 2002年02月20日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】 高濃度画像の形成と広い色再現幅との両立が可能であり、透光性にも優れる電子写真用マゼンタトナーを提供する。【解決手段】 すくなくとも結着樹脂と着色用マゼンタ顔料とを含み、体積平均粒径D50が3〜10μmであり、転写媒体表面に一層形成されるトナー付着量M0が予め定められる式によって定義されるとき、着色用マゼンタ顔料濃度Cと前記トナー付着量M0との積(C・M0)が、0.015以上、0.075以下を満足し、また転写されたトナーソリッド部のトナー付着量が、1.5M0のときの彩度をX(1.5)、明度指数をL*(1.5)で表し、0.5M0のときの彩度をX(0.5)、明度指数をL*(0.5)で表すとき、彩度Xの比(X(1.5)/X(0.5))が1.10以上を満足し、さらに明度指数L*の比(L*(1.5)/L*(0.5))が0.70以上を満足する電子写真用マゼンタトナー。
請求項(抜粋):
すくなくとも結着樹脂と着色用マゼンタ顔料とを含み、体積平均粒径D<SB>50</SB>が3〜10μmである電子写真用マゼンタトナーにおいて、トナーが転写される転写媒体表面に1層形成されるトナー付着量M<SB>0</SB>が下記式(1)で与えられ、 M<SB>0</SB>[mg/cm<SP>2</SP>]=(1-ε)<HAN>・</HAN>(4/3)<HAN>・</HAN>(D<SB>50</SB>/2)ρ ...(1)ここで、ε:正方配列でのトナー1層形成画像における二次元平面上の空隙率(=0.215)ρ:トナーの真比重着色用マゼンタ顔料濃度Cが下記式(2)を満足し、 0.015≦C・M<SB>0</SB>≦0.075 ...(2) ここで、0<C<1 C=(トナー組成物中の顔料重量部)/(全トナー組成物の総重量部)下記式(3)で与えられる彩度Xが、下記式(4)の関係を満足し、 X=(a<SP>*2</SP>+b<SP>*2</SP>)<SP>1/2</SP> ...(3) ここで、a<SP>*</SP>,b<SP>*</SP>:クロマチックネス指数 (X<SB>(1.5)</SB>/X<SB>(0.5)</SB>)≧1.10 ...(4)ここで、X<SB>(1.5)</SB>:トナーの付着量が1.5M<SB>0</SB>であるときの彩度X<SB>(0.5)</SB>:トナーの付着量が0.5M<SB>0</SB>であるときの彩度日本工業規格Z8729に規定される明度指数L<SP>*</SP>が下記式(5)の関係を満足することを特徴とする電子写真用マゼンタトナー。 (L<SP>*</SP><SB>(1.5)</SB>/L<SP>*</SP><SB>(0.5)</SB>)≧0.70 ...(5)ここで、L<SP>*</SP><SB>(1.5)</SB>:トナーの付着量が1.5M<SB>0</SB>であるときの明度指数L<SP>*</SP><SB>(0.5)</SB>:トナーの付着量が0.5M<SB>0</SB>であるときの明度指数
IPC (4件):
G03G 9/09 ,  G03G 9/08 ,  G03G 9/087 ,  G03G 15/08 507
FI (6件):
G03G 9/08 ,  G03G 9/08 361 ,  G03G 9/08 381 ,  G03G 9/08 331 ,  G03G 9/08 333 ,  G03G 15/08 507 L
Fターム (19件):
2H005AA01 ,  2H005AA06 ,  2H005AA21 ,  2H005AB04 ,  2H005CA07 ,  2H005CA08 ,  2H005CA21 ,  2H005DA04 ,  2H005EA01 ,  2H005EA03 ,  2H005EA05 ,  2H005EA07 ,  2H005EA10 ,  2H077AD06 ,  2H077BA10 ,  2H077DB14 ,  2H077EA03 ,  2H077EA14 ,  2H077GA13
引用特許:
審査官引用 (22件)
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引用文献:
審査官引用 (3件)
  • カラーケミカル事典, 19880328, 669頁
  • カラーケミカル事典, 1988, 669頁
  • カラーケミカル事典, 1988, 669頁

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