特許
J-GLOBAL ID:200903051900453301

弁機構、弁装置、液体噴射装置、レーザ溶着方法、及びレーザ溶着接合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-063831
公開番号(公開出願番号):特開2007-237584
出願日: 2006年03月09日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】シール部材を弁体またはシール面形成部材に一体化しつつ、安定したシール性を容易に且つ低コストで確保することのできる弁機構、弁装置、及び液体噴射装置、並びに、シール部材を相手方となる被接合部材に効率よく一体化することのできるレーザ溶着方法及びそのような方法で製造されたレーザ溶着接合体を提供する。【解決手段】レーザ光線を吸収する材料からなるシール部材43の平面部51に断面台形状の環状溝53を設け、レーザ光線を透過する材料からなる流路形成部材31の接合平面55に環状溝53に対応する環状突条54を設ける。シール部材43と流路形成部材31とを、環状溝53と環状突条54とを凹凸嵌合させるとともに平面部51と接合平面55とを平面接合させ、流路形成部材31の照射平面56に接合界面と略同一形状の断面を有するレーザ光線を照射して、レーザ溶着する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
弁体と、その弁体がシール部材を介して当接することにより閉止される弁孔を有するシール面形成部材とを備えてなる弁機構において、 前記弁体及び前記シール面形成部材のうち一方を、前記シール部材が接合される接合面を有すると共に、その接合面の反対側には前記レーザ光線が照射される照射平面を有する被接合部材とし、 当該被接合部材をレーザ光線が透過する材料で形成すると共に、前記シール部材をレーザ光線が吸収される材料で形成し、 当該シール部材における前記被接合部材の前記接合面と面接触する接合面には開口部の幅と底部の幅とが異なる凹部を設ける一方、前記被接合部材の前記接合面には前記シール部材側の前記凹部と対応する凸部を設け、 当該凸部と前記凹部が嵌合するように前記両接合面同士を接合させた状態にて前記シール部材が前記被接合部材に対してレーザ溶着により接合固定されたことを特徴とする弁機構。
IPC (2件):
B29C 65/16 ,  B41J 2/175
FI (2件):
B29C65/16 ,  B41J3/04 102Z
Fターム (7件):
2C056EA21 ,  2C056KB05 ,  2C056KB08 ,  2C056KB37 ,  4F211TA01 ,  4F211TH17 ,  4F211TN27
引用特許:
出願人引用 (2件)

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