特許
J-GLOBAL ID:200903051962460622
硬質被覆層がすぐれた熱遮断性および層間密着性を有する表面被覆超硬合金製切削工具
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-146056
公開番号(公開出願番号):特開2000-334605
出願日: 1999年05月26日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 硬質被覆層がすぐれた熱遮断性および層間密着性を有する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、WC基超硬合金基体の表面に、1〜20μmの平均厚さを有するTi化合物層と、0.5〜20μmの平均厚さを有するAl2 O3 相とZrO2 相の2相混合組織を有し、0.1〜5μmの平均厚さを有する主体がTi2 O3 からなり、Ti化合物層と2相混合酸化物層との間に、Ti2 O3 主体層を介在させた層構造をもった硬質被覆層を3〜30μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着により形成する。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、(a) いずれも0.1〜20μmの平均層厚を有する、炭化チタン層、窒化チタン層、炭窒化チタン層、炭酸化チタン層、窒酸化チタン層、および炭窒酸化チタン層のうちの1種または2種以上からなるTi化合物層と、(b) 0.5〜20μmの平均層厚を有し、オージェ電子分光分析装置による観察で、酸化アルミニウム相と酸化ジルコニウム相の2相混合組織を示し、かつ前記酸化ジルコニウム相の割合が前記酸化アルミニウム相との合量に占める割合で0.1〜40重量%である2相混合酸化物層と、(c) 0.1〜5μmの平均層厚を有し、主体が三酸化二チタンからなり、オージェ電子分光分析装置による観察で、酸素以外の非金属元素として炭素および窒素を、合量で、酸素との合量に占める割合で1〜20原子%含有する三酸化二チタン主体層、で構成され、かつ前記Ti化合物層と前記2相混合酸化物層との間に、前記三酸化二チタン主体層を介在させた層構造をもった硬質被覆層を3〜30μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる、硬質被覆層がすぐれた熱遮断性および層間密着性を有する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (3件):
B23B 27/14
, C23C 14/06
, C23C 16/30
FI (3件):
B23B 27/14 A
, C23C 14/06 P
, C23C 16/30
Fターム (26件):
3C046FF03
, 3C046FF16
, 3C046FF25
, 4K029AA04
, 4K029BA41
, 4K029BA43
, 4K029BA48
, 4K029BA54
, 4K029BA55
, 4K029BA60
, 4K029BB02
, 4K029BC00
, 4K029BC10
, 4K029BD05
, 4K029EA01
, 4K030BA18
, 4K030BA35
, 4K030BA36
, 4K030BA38
, 4K030BA41
, 4K030BA42
, 4K030BA43
, 4K030BA46
, 4K030CA03
, 4K030JA01
, 4K030LA22
引用特許:
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