特許
J-GLOBAL ID:200903052093061891

動力出力装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-296246
公開番号(公開出願番号):特開平10-326115
出願日: 1997年10月13日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 動力源として原動機および電動機を備える動力出力装置において、動力伝達経路にエネルギの循環が生じることによる効率の低下を防止する。【解決手段】 プラネタリギヤ120のサンギヤ軸に発電機MG1,リングギヤ軸にモータMG2、プラネタリキャリアにエンジン150の出力軸を結合して動力出力装置を構成する。該装置において、エンジン150から出力された動力がモータMG2で電力として回生され、該電力により発電機MG1を力行する際に生じる「プラネタリギヤ120、モータMG2,発電機MG1,プラネタリギヤ120」というエネルギの循環を、次の制御を行って防止し、効率の低下を回避する。つまり、モータMG2のトルク指令値を監視し、該トルク指令値が閾値Tref以下となる場合には、原動機の運転ポイントを、より回転数が高いポイントに移行する制御を行う。
請求項(抜粋):
駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、出力軸を有する原動機と、前記原動機の出力軸および前記駆動軸に結合され、前記原動機から出力された動力を前記駆動軸に伝達すると共に、該伝達される動力の大きさを電力のやりとりにより調整する動力調整手段と、前記駆動軸に動力を入出力する電動機と、前記駆動軸に出力されるトルクおよび回転数に対応した駆動軸目標動力状態を設定する駆動軸目標動力状態設定手段と、前記駆動軸目標動力状態および原動機の運転効率に基づいて、前記原動機から出力すべきトルクおよび回転数に対応した原動機目標動力状態を設定する原動機目標動力状態設定手段と、前記原動機目標動力状態を前記駆動軸目標動力状態に変換して前記駆動軸から出力すると共に、前記電動機を所定トルク以上のトルクで駆動可能な動力状態で該原動機が運転されるよう該原動機、該電動機および前記動力調整手段を制御する制御手段とを備える動力出力装置。
IPC (6件):
G05D 17/00 ,  B60L 11/14 ,  F02D 29/02 ,  H02K 7/18 ,  H02P 7/747 ,  H02P 9/04
FI (6件):
G05D 17/00 ,  B60L 11/14 ,  F02D 29/02 D ,  H02K 7/18 B ,  H02P 7/747 ,  H02P 9/04 M
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ハイブリッド型車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-013092   出願人:株式会社エクォス・リサーチ
  • 特開平2-206302
  • 車両用駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-025729   出願人:日本電装株式会社

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