特許
J-GLOBAL ID:200903052213548170

内燃機関用バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-098506
公開番号(公開出願番号):特開平8-121123
出願日: 1995年04月24日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 油通路における油漏れを減少させ、吸排気弁開閉制御の応答性に優れる精度の高い内燃機関用バルブタイミング調整装置を提供する。【構成】 逆止弁20およびパイロット弁25と逆止弁30およびパイロット弁35とは、それぞれパイロット式逆止弁を構成してベーンロータ9のベーン9aおよび9bの内部に収容されている。カムシャフト2内部に形成された油通路60a、60bはカムシャフト2とベーンロータ9との軸方向における当接部70でそれぞれベーンロータ9内部に形成された油通路61a、61bに連通している。油通路61aは油通路62aを介してベーン9aの油圧室42に連通し、油通路61bは油通路62bを介してベーン9bの油圧室47に連通している。このため、ベーンロータ9とカムシャフト2間のシール部材が不要であるとともに、遅角油圧室、進角油圧室内からの圧油の逆流をベーンロータ9内で防止できる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトと同期して回転する回転伝達部材と、前記回転伝達部材と相対回動可能なカムシャフトと、前記カムシャフトと一体に回動するベーンと、油圧によって前記ベーンを回動させ、前記回転伝達部材に対して前記カムシャフトを遅角側に相対回動させる遅角油圧室と、前記遅角油圧室に連通する第1の油通路と、油圧によって前記ベーンを回動させ、前記回転伝達部材に対して前記カムシャフトを進角側に相対回動させる進角油圧室と、前記進角油圧室に連通する第2の油通路と、前記第1の油通路から前記遅角油圧室に油を供給可能であるとともに、前記第2の油通路から前記進角油圧室に油を供給可能な油圧供給手段とを備える内燃機関用バルブタイミング調整装置であって、前記第1の油通路および前記第2の油通路は、前記カムシャフト内部を経て前記ベーン内部に設けられることを特徴とする内燃機関用バルブタイミング調整装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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