特許
J-GLOBAL ID:200903052346380522

液体吐出装置及び気体処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-230934
公開番号(公開出願番号):特開2008-049672
出願日: 2006年08月28日
公開日(公表日): 2008年03月06日
要約:
【課題】各圧力室に液体を供給する共通液室内の気体及び共通液室内の液体の溶存気体量を高い精度で検出するとともに、共通液室内の気体発生に対する回復動作時に大量のインク消費を伴わない液体吐出装置及び気体処理方法を提供する。【解決手段】共通液室55の上面には隔壁102によって隔てられた気体排出室104が形成され、共通液室55の上面部の気体貯留部100と気体排出室104とは気体流路106によって連通されている。気体流路106の気体流路弁108を一定時間開放して、気体排出室104に気泡を作製し、気泡圧力センサ110によって該気泡の内部圧力を検出して、気体貯留部100の気体の有無を検出する。気体貯留部100に気体が存在する場合には、気体流路弁108を開放して気体貯留部100の気体のを気体排出室104へ移動させて、当該気体を気体排出室104内のインクに溶解させる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
ノズルと連通する圧力室を加圧して前記ノズルから液体を吐出させる吐出ヘッドを有する液体吐出装置であって、 前記圧力室へ液体を供給する第1の液室と、 一方の端部が前記第1の液室の上部と連通し、前記第1の液室内から排出される気体の流路となる気体流路と、 前記第1の液室と隔壁により隔てられて形成されるとともに前記気体流路の他方の端部と連通する気泡ノズルが形成され、前記気体流路及び前記気泡ノズルを介して排出される前記第1の液室の気体を溶解させる液体を収容する第2の液室と、 前記気体流路を開閉させて前記第1の液室内の気体を前記第2の液室に移動させる気体流路開閉手段と、 前記気泡ノズルの近傍或いは前記気泡ノズルの内部の何れか一方の気泡作製位置に対応して設けられ、前記気泡作製位置に存在する気体の内部圧力を検出する気泡圧力検出素子と、 を備えた吐出ヘッドと、 前記第2の液室の内部圧力が前記第1の液室の内部圧力未満となるように、前記吐出ヘッドの内部圧力を制御する圧力制御手段と、 前記気体流路開閉手段の開閉を制御して、前記気泡作製位置に所定の大きさを有する1つの気泡を作製する気体流路開閉制御手段と、 前記気泡圧力検出素子の検出結果に基づいて、前記第1の液室内の気体の有無を判断する気体判断手段と、 を備え、 前記気体判断手段によって前記第1の液室内に気体が存在すると判断されると、前記気体流路開閉制御手段は、前記気体流路開閉手段を開閉して前記第1の液室内の気体を前記第2の液室へ移動させて、前記第2の液室内の液体に溶解させることを特徴とする液体吐出装置。
IPC (7件):
B41J 2/175 ,  B41J 2/18 ,  B41J 2/185 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B05C 5/00 ,  B05C 11/10
FI (5件):
B41J3/04 102Z ,  B41J3/04 102R ,  B41J3/04 103A ,  B05C5/00 101 ,  B05C11/10
Fターム (20件):
2C056EA15 ,  2C056EA25 ,  2C056EB09 ,  2C056EB33 ,  2C056EB34 ,  2C056EC49 ,  2C056KB08 ,  2C057AF80 ,  2C057AG68 ,  2C057AL18 ,  2C057AM31 ,  4F041AA02 ,  4F041AB01 ,  4F041BA13 ,  4F041BA34 ,  4F042AA02 ,  4F042BA06 ,  4F042CB03 ,  4F042CB10 ,  4F042DH09
引用特許:
出願人引用 (3件)

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