特許
J-GLOBAL ID:200903052350909350

摩擦点接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-058669
公開番号(公開出願番号):特開2008-221227
出願日: 2007年03月08日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】摩擦点接合構造におけるAl-Fe系化合物やZnAl化合物が接合強度に及ぼす影響を解明し、Al-Fe系化合物層やZnAl化合物を含む組織の構成を接合強度との関連で特定した摩擦点接合構造を提供する。【解決手段】接合部側に亜鉛メッキ層を形成した鋼板とアルミ合金板とを重ね合せ、回転ツールを回転させながらアルミ合金板に押し込み、摩擦熱でアルミ合金板を軟化させ、塑性流動を生じさせてアルミ合金板と鋼板とを固相状態で接合した摩擦点接合構造において、回転ツールを回転させながらアルミ合金板に押し込み、軟化した亜鉛メッキ層の大部分を接合部から排出し、アルミ合金板と鋼板との接合部に、鋼板側からAl-Fe系化合物層と、Znが固溶したAlマトリックスにZnAl化合物とAl,Zn酸化物を含む組織層を層状に形成した。【選択図】 図22
請求項(抜粋):
接合部側に亜鉛メッキ層を形成した鋼部材とアルミニウム合金部材とを重ね合せ、回転ツールを回転させながらアルミニウム合金部材に押し込み、摩擦熱でアルミニウム合金部材を軟化させ、塑性流動を生じさせてアルミニウム合金部材と鋼部材とを固相状態で接合した摩擦点接合構造において、 回転ツールを回転させながらアルミニウム合金部材に押し込み、軟化した亜鉛メッキ層の大部分を接合部から排出し、アルミニウム合金部材と鋼部材との接合部に、鋼部材側からAl-Fe系化合物層と、Znが固溶したAlマトリックスにZnAl化合物を含む組織層を層状に形成したことを特徴とする摩擦点接合構造。
IPC (3件):
B23K 20/12 ,  B23K 20/227 ,  C23C 2/06
FI (4件):
B23K20/12 364 ,  B23K20/12 360 ,  B23K20/227 ,  C23C2/06
Fターム (12件):
4E067AA02 ,  4E067AA05 ,  4E067AA26 ,  4E067BG00 ,  4E067EC03 ,  4K027AA22 ,  4K027AB02 ,  4K027AB05 ,  4K027AB32 ,  4K027AB42 ,  4K027AB44 ,  4K027AC86
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
  • 異種材料の接合方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-373414   出願人:日産自動車株式会社

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