特許
J-GLOBAL ID:200903052425346895

金属板の誘導加熱装置および誘導加熱方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  亀松 宏 ,  中村 朝幸 ,  永坂 友康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-106073
公開番号(公開出願番号):特開2008-288200
出願日: 2008年04月15日
公開日(公表日): 2008年11月27日
要約:
【課題】薄い金属板であっても、磁性、非磁性を問わず加熱温度分布が制御できる誘導加熱装置で、特に金属板端部の温度を制御できる誘導加熱装置および誘導加熱方法を提供する。【解決手段】誘導コイルの内側を通過する金属板を誘導加熱する装置であって、前記誘導コイルを前記金属板の長手方向に2組以上隣り合わせて配置し、前記金属板の表面側と裏面側の誘導コイルを構成する導体を、それぞれ前記金属板へ垂直投影した際の垂直投影像において、前記2組以上の誘導コイルそれぞれにおける前記金属板の中央部では、前記表面側と裏面側の導体が、前記金属板の長手方向に対して互いに重ならないようにずらして配置され、更に前記表面側の導体同士が近接すると共に前記裏面側の導体同士がそれよりも離れて配置され、又は、前記裏面側の導体同士が近接していると共に前記表面側の導体同士がそれよりも離れて配置されることを特徴とする。【選択図】図9(a)
請求項(抜粋):
金属板の表面との間に間隙を有して金属板の幅方向に周回するように、金属板の表面側の導体と裏面側の導体を接続して形成された誘導コイルを有し、この周回する誘導コイルの内側を通過する金属板を誘導加熱する装置であって、前記誘導コイルを前記金属板の長手方向に2組以上隣り合わせて配置し、前記金属板の表面側と裏面側の誘導コイルを構成する導体をそれぞれ前記金属板へ垂直投影した際の垂直投影像において、前記2組以上誘導コイルのそれぞれにおける前記金属板の中央部では、前記表面側の導体と裏面側の導体が、前記金属板の長手方向に対して互いに重ならないように間隔を有して配置され、さらに、前記隣り合う2組以上の誘導コイルにおいて、前記表面側の導体同士が、金属板の長手方向に近接すると共に、前記裏面側の導体同士が前記表面側の導体同士の近接する間隔よりも大きい金属板長手方向の間隔を有して配置され、または、前記裏面側の導体同士が、金属板の長手方向に近接すると共に、前記表面側の導体同士が前記裏面側の導体同士の近接する間隔よりも大きい金属板長手方向の間隔を有して配置されることを特徴とする金属板の誘導加熱装置。
IPC (7件):
H05B 6/10 ,  C21D 1/42 ,  H05B 6/44 ,  H05B 6/36 ,  H05B 6/04 ,  H05B 6/06 ,  C21D 1/10
FI (7件):
H05B6/10 381 ,  C21D1/42 J ,  H05B6/44 ,  H05B6/36 F ,  H05B6/04 301 ,  H05B6/06 301 ,  C21D1/10 S
Fターム (11件):
3K059AA09 ,  3K059AB26 ,  3K059AB28 ,  3K059AC07 ,  3K059AC10 ,  3K059AC37 ,  3K059AD03 ,  3K059CD14 ,  3K059CD52 ,  3K059CD72 ,  3K059CD75
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (2件)

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