特許
J-GLOBAL ID:200903052463947185

データとクロックの位相調整回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-198920
公開番号(公開出願番号):特開平11-088309
出願日: 1998年07月14日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 同期パターンによる有効伝送レートの低下を抑え、ジッタ、ワンダに対する耐量を確保でき、デューティ劣化にも対応できるデータとクロックの位相調整回路を提供する。【解決手段】 遅延部1は、複数の単位遅延位相差データを出力し、位相判定部300は、そのデータの全てを受けて、データの変化する位置を観測し、データの変化点とクロックの立ち上がりとが接近したり、クロックのサンプルタイミングがデューティ劣化したポイントにある場合は、状態に応じてデータ位相を進ませるか、遅らせるかの信号を出力し、列カウンタ部4と行カウンタ部5はデータ選択部2の選択回路の列側と行側の選択単位を決定するカウンタ信号を出力し、データ選択部2は列カウンタ、行カウンタにより指定されたデータとクロックとの位相マージンが適当なデータを選択し、調整後のデータを出力する。
請求項(抜粋):
入力クロックと任意な位相関係を有する入力データを受信して処理する入力データ受信回路において、入力クロックに対する入力データを複数段の遅延素子を通過させ、生成する複数の遅延量のデータからクロックとの位相関係を判定し、クロックとの位相関係の安定な遅延量のデータを選択し出力することを可能とするデータとクロックの位相調整回路であって、入力データの遅延位相を複数段の単位遅延を通過させることにより生成する異なる遅延量のデータを入力クロックで取り込んで複数の遅延データを出力する遅延部と、前記遅延部から出力される複数の前記遅延データを受けて、データとクロックとの位相マージンが適当な遅延データを選択するデータ選択部と、前記遅延部から出力される、複数の前記遅延データの全てを受けて、データの変化する位置を観測し、クロックの立ち上がりとの関係を判断して、選択する遅延データをより大きな遅延量のものとするか、小さな遅延量のものとするか、現在の遅延データのままにするかの指示信号を出力する位相判定部と、前記位相判定部から出力される、指示信号を受けて、前記データ選択部の選択回路の行方向の列の選択単位を決定するカウンタ信号を出力し、前記位相判定部から出力される、指示信号とカウンタ信号から判断し列方向の選択位置の変更を指示する信号を出力する列カウンタ部と、前記列カウンタ部から出力された、列方向の選択位置の変更を指示する信号を受けて、前記データ選択部の選択回路の列方向の行の選択単位を決定するカウンタ信号を出力する行カウンタ部と、を備えたことを特徴とするデータとクロックの位相調整回路。
IPC (3件):
H04L 7/02 ,  G06F 1/12 ,  G06F 13/42 350
FI (3件):
H04L 7/02 Z ,  G06F 13/42 350 A ,  G06F 1/04 340 D
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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